
私がダイエットを始めようとした理由

今日のテーマは「ダイエットがうまくいかない理由」についてです。
「ダイエットを始めたけどなかなかうまくいかない」
「頭で考えていることとは裏腹に、行動がうまく伴わない」
本記事では、ダイエットがうまくいかなかった過去を振り返り
「だからうまくいかなかったんだ」
と、ダイエットの難しさを再認識し、貴重な経験を無駄にしない戒めを込めた内容になっています(戒めは自分に向けてですので、リラックスして読んで下さい)。
腹を出さずに9年になりますが、リバウンドを何度も経験し、何度も挫折しかけました。
私の経験をつらつら綴っていますが、是非最後までお読みいただければ嬉しいです。
それではよろしくお願いします。
Contents
ダイエットがうまくいかない理由|私のダイエット成功&失敗談

ダイエット開始時の話
初めてダイエットを意識したのは今から9年前。
「腕が細くなったな。」
「お腹周りのハリも無くなってタプンタプン...」
社会人3年目、仕事に慣れ、飲み歩いたり遊びに行ったり、充実した生活を満喫してました。
「この生活をしてると、30歳過ぎた頃、取り返しがつかなくなりそうだなぁ。」
体重の数値自体はそれほど変わっていない。
けど、お腹とかふともも当たりには脂肪がつき始めている。
上半身の筋肉が落ち、重労働を避けるようになった。
「メタボにはなりたくないから、生活習慣を変えなきゃな」
色々考えてました。
2013年10月|ダイエット始動
「まずは家の周りから走り始めよう。」
「もともと長距離は苦手だったけど、頑張るしかないでしょ」
そう思い、仕事が終わって帰宅後、家の周りをジョギングすることから始めました。
しかし、見事失敗。
走ってもすぐ息があがってしまって、距離はおよそ1km程度。
それでも「運動した感」はあったから、ジョギング後に腹筋・背筋・腕立てを30回ずつくらいやって、それで満足してました。
ただ。。
1ヶ月後、特に変化は起きず。
「ダイエットって辛いな。。」
そう思うだけで、体重も生活習慣も何も変わりませんでした。
2013年12月|体重増減の仕組みを自分なりに勉強
10月、11月と惰性で過ごす時期が過ぎ、いよいよ3ヶ月目。
ちょうどこの頃、クライミングに真剣に打ち込んでいた時期でした。
カラダが軽いとそれだけで登りのレベルが上がったり、懸垂の数値も上がる経験を積み、
「単に筋力がつけば良いというものでもなく、体重がどのくらいかも大事」
そう気づくように。
ジムに後から入ってきた人の登りを見ても、体重が軽い人は総じて通っていれば数ヶ月後強くなる。
けど、服を着ていても明らかに体重が重いと分かる人は、強くならない。
しかも、課題が登れず、辛い筋トレにも耐えきれずフェードアウトしていく。
この気づきとダイエットをしたい気持ちがブレイクスルーするきっかけとなり、本格的に体重の増減について考えるようになりました。
「健康的に痩せたい。」
「闇雲にやってやつれることなく、頭で理解して取り組もう。」
それから、ダイエットに関する雑誌や本をいくつも読み、アプローチは様々紹介されているけど、共通する1つの答えに行き着きます。
2014年1月|1ヶ月に3kgの減量に成功
12月後半までに準備を整え、1月1日から30日間、ダイエット月間と定めて食事と運動を見直した生活を実践しました。
カロリー計算をベースに、体に良いとされる食材で「自炊」して、小麦(パンやパスタ)やファストフードを断つ、お酒も飲まない生活に切り替えました。
この1ヶ月は飲み会は1回だけ。誘われても1次会まで、1次会でも1杯まで。
結果、1ヶ月に3kgの減量に成功。
有酸素運動を継続実践でき、クライミングが筋トレ代わりになっていたので、カラダがやつれたというよりは「快適なカラダ」に変化した実感を得ることができました。
「これなら次の月も3kg落とせる」
そう考え、2月も取り組みます。
2014年2-3月|リバウンド
ところが、1月に実践した生活習慣を継続することができず、体重が減りませんでした。
むしろ過食気味になり、2ヶ月後の3月にはスタートの63kgよりやや増えてしまう結果に。
「なぜ?」
「これがリバウンド ?」
「以前の63kgの頃より痩せにくい体に変わった?」
ダイエットをしなければ良かったと感じるようになりました。
2014年6月-7月|体重を戻し、合計で7kgの減量に成功
それから4月、5月と停滞。
気持ちが全く切り替わらず、リバウンドした自分を引きづる形でクライミングも成果が全く出なかった。
「このままでは終われない」
と気持ち新たにしたのが5月。
仲間からも厳しい言葉をかけられ
6月に63→60kgへ戻し、7月に60→56kgまで体重が落ちました。
クライミングの成果も出て、カラダが軽かった。
この時期は、カロリー計算をベースにしつつ「空腹のメリット」と「断食」、「軽い糖質制限」を取り入れるようにしました。
さらに、各食品に含まれる固有の栄養素にも着目。
牛肉は「L-カルニチン」
豚肉は「ビタミンB1」
鶏肉は「イミダペプチド」
個々の食事の良い点を列挙して、他の食品と差別化していき「雑食になった」ことも成功の要因でした。
この時BMIは20程度。
「もうこれ以上は落さなくても良いか」
そう感じ、次の3ヶ月は「キープ」がテーマでした。
2014年8月|わずか2ヶ月でリバウンド
向こう半年はキープが目標。
しかし、ここでまたリバウンド。
食欲が抑えきれず、冬には62-63kg程度まで増えてしまいました。
「もう何もかもやめて前みたく飲み歩く生活に戻したい」
そう考えるようになってました。
クライミングも思ったような成果が上がらなかったりして、抜け出したい気持ちが強かった。
ダイエットを休止
1度生活を見つめ直し
「何のためにダイエットをしているのか」
「他のことを犠牲にし過ぎていないか」
自問自答を繰り返す時期が過ぎ、ようやく1つの答えに行き着きます。
「クライミングは目標とする課題が達成できたら一区切り」
「ダイエットはBMIが20-22の範囲で納まれば御の字」
この答えに行き着きました。
人それぞれ適正体重があること
目標は自分にとって意義あるものでなくてはならないこと
他人と比較してどうこうではありません。
この2点の重要性を学びました。

そう納得することができ、ストレスが減っていきました。
2015年|体重を3-4kg下げた状態で維持
「今年はクライミングを始めた当初の目標課題を登る!」
6月に目標課題を無事完登。
クライミングは自分の中で一区切りつけることができました。
まだまだ上を目指す人がいる中「自分はこれで十分」と納得できたのが大きかったです。
2016年以降|BMIを20-22でキープ
2016年以降、現在まで、体重が増えもしないが減ることもない。
高校時代が63(入学時)→57(1年秋)→63(2年夏)→68(3年春)→65(3年夏)→60(卒業時)
社会人になっての増減は、60→63kgへ増加傾向で、体脂肪率が<15%→20%へ。
ダイエットによって、体重は59-62kg、体脂肪が10%でキープ。
体重はBMI換算で20-22程度、体脂肪が20→10%程度で、絞れたカラダになりました。
それでいて無理に食事量を落としたり運動をし過ぎたりせず、生活水準も悪くありません。

カッチリハマった生活リズムが、返って体力を上げることに繋がったり、新しいこと(トレイルランニング)に挑戦できるきっかけになったり、運動・食事と上手く付き合え、自分にとって心地よい生活リズムが組めるようになりました。
ダイエットがうまくいかなかった時期のそれぞれの要因

2013年10月の失敗
これは単に「知識不足」。
カロリー計算ができない
運動をどう取り入れれば良いのかわからない
食事はどれを選べば良いのかわからない
全く考えずに「主観的に取り組み始めた」ので、終わりが見えずに挫折しました。
2014年2-3月の失敗
ダイエットの本質的な部分である「カロリー計算」はわかったのですが、アンダーカロリーにするバリエーションが少なかったこと。
タンパク質は常に鶏むねやレバー、卵、納豆。ご飯は常に玄米。
パンやパスタは一切断つ、ラーメンやファストフード店にはいかない等。
「食べちゃいけない」
これがストレスとなって、逆に食べすぎてしまう結果に。
食べすぎると、翌日後悔はするんですが、力が漲るといるか、ジャンクフードにも良いところがあるんですね。
振り返ると、痩せた月も含め、生活の質(QOL)が低かったように思えます。
2014年8月の失敗
ダイエットのバリエーションに富ませて2ヶ月頑張ったものの
「頑張ってしまったために反動が来た」
といったところです。
また、クライミングでパワーをつけようと「クレアチン」を摂取するようにして、その際に水分を多くとったことによりみるみる体重が増えてしまい。。体重の数値に気持ちが追いつかなくなってました。
それだけ、体重と向き合うと、繊細な性格になっていきます。
ダイエットがうまくいかない理由|食事・有酸素運動・筋トレ・生活リズムのバランスが大切

ダイエットをすると「○kg痩せるぞ!」「細くなろう!」と意気込むんですが、人にはそれぞれ適正な体重があり、それは人によって様々です。
また、生活習慣も異なり、体重の持つ意味には個人差があります。
病気になりにくい健康上の目安は、BMIで18.5-25の範囲です。
結構幅があるんですね。
私の場合は身長168cmなので、52-70kgです。

結局のところ、ダイエットをしたいのでなく「毎日快適に、やりたいことに没頭するには、体重と体調を維持する必要があり、そのために食事や運動を気にする必要があった」ということでした。
これが私の体重管理の意味です。
お酒もパンもファストフードも、元気よく生活する源になりますし、常に玄米でなくても良いのです。
白米には白米の良さがあります。
運動も自分に合わないものを繰り返すのでなく、生活スタイルに合わせてできることを組み入れることで「運動=嫌なもの」ではなくなります。
食事・有酸素運動・筋トレ
全てが繋がり、生活リズムが確立され、今に至っています。
まとめ|オリジナルのダイエットプランを立てよう

ダイエットをすること、それ自体悪いことではありません。
むしろ、短期的には必須だと思ってます。
生活習慣を見直すきっかけになり、私自身は短期的に体重を落とそうとする時期がなければ、30歳過ぎた今頃は典型的な「メタボ」だったと思います。
リバウンド経験をしたものの、短期的に3kg、7kg落とす経験がなかったら、体重が減る本質が掴めず、今も迷走していたように思います。
「食事だけ」
「筋トレだけ」
「有酸素運動だけ」
もちろん、こういう考えで効果を上げていくヒトもいるでしょう。
しかし、根底で大切なことは「自分の価値観に沿ってそれぞれ正しい知識を体感していくこと」です。
食事に至っては、高価なサプリメントとか、意外に入りませんよ。
近くのスーパーに行けば十分。
運動に関しては、ジョギングや筋トレが良い人もいれば、ダラダラ歩くのが好きな人もいます。
「どの身体活動も、消費カロリーを上げ、体重管理には効果的」
「どれが正しい」ということはないのです。
体重管理ができるのは健康にも良いですし、QOL(生活の質)を上げる重要な要素です。
自分にとって価値のある減量の目的、具体的な数値を挙げましょう。
もし、時間やお金に余裕があるなら、「他者」の力を借りるのもの良いでしょう。

ダイエットは決して「受動的」になってはいけません。
「同じ目標を持っている仲間」
「ダイエットの失敗を笑いに変えられる環境」
「それでも尚、諦めずにできることを実践しようとする気概」
私はスポーツ(クライミング)で成果を上げたくてダイエットをやりましたが、「ボディメイク」が目的なら、何もスポーツをする必要はありません。
フィットネスジムとか、パーソナルジムを活用するのが良いでしょう。
その上で色々調べたのですが、最短で効率よく、健康的にボディメイクするならパーソナルの活用がオススメです。
予算や立地、対象者など、全国展開している実績豊富なパーソナルジムは、全国何十社と調べましたが、RIZAPくらいでした。

リモートで簡単に無料カウンセリング予約が可能なので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
当ブログでは体重管理にまつわる情報を掲載しています。
ダイエットの基本的な部分は科学的に根拠のある内容でまとめ、個人ブログならではの実体験も交え、情報発信しています。
Twitterでも日々の取り組みやダイエット情報を流しているので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
共に理想のカラダを獲得、維持していきましょう!
それでは!