有酸素運動 運動

トレイルランニングのオススメシューズについて解説【初心者向け】

9月 22, 2020

悩んでいる人

「トレイルランニングを始めたいけどおすすめのシューズはあるのかな?」
「ビギナーはどういった観点でシューズを選んでいけばいいの?」

 

そんな悩みを解決します。

 

☑️ 本記事の内容

◯ トレイルランニングとは

◯ トレイルランニングのシューズに必要な機能

◯ オススメトレランシューズ

 

☑️ 当記事の信頼性

この記事を書いている私は、トレラン歴7年になるダイエットブロガーです。
2014年1月からランニングを始め、2020年に志賀高原エクストリームトレイル(54km)の完走を果たすことができました。
年に1回ほど、マラソン・トレラン関連の大会に参加しています。

 

こんにちは。

 

私は当ブログ運営者のTazです。

 

トレイルランニングを始め、7年が経ちました。

 

前回の記事でトレイルランニングビギナー向けの始め方について解説しました。

 

トレランを始めてみたいけど、必要最低限のギアが必要なんだな

 

そう感じたかもしれません。

 

今回は、必要なギアの1つ、「シューズ」にフォーカスを当て、どれを選べば良いか解説します。

 

冒頭には、論文をベースに、トレイルランニングの動きと特徴も載せています。

 

その上で、シューズに求める機能を捉え、コスパの良いオススメのシューズ3点をまとめました。

 

あなたにとって最適なシューズ選びの一助になれば嬉しいです。

 

それではよろしくお願いします。

 

トレイルランニングのシューズ|動作の特徴から必要な機能を紐解く

タツ
トレランは、後半になるほど1歩1歩の衝撃が重くのしかかります。

研究上、ランニング時の衝撃要素は以下の3点が挙げられています。

 

ランニングの衝撃要素

◯ ストライクパターン

◯ ストライドの長さ

◯ 傾斜

 

順番に解説します。

 

トレランシューズ選びのための衝撃要素|その① ストライクパターン

 

ストライクパターンとは、接地時に「踵から付くか(ヒールストライク)」、「つま先から付くか(フットストライク)」という動きのパターンを示すものです。

 

ストライクパターンの種類

①ヒールストライク

②フットストライク

 

歩きのように「踵から接地して進んでいく方法」=「ヒールストライクストラテジー」

短距離走のように「前足部で接地して進んでいく方法」=「フットストライクストラテジー」

 

普段何気なく走っていると、あまり気にしないかもしれません。

 

研究結果ではフットストライクストラテジーの方が衝撃は少ないとされています。

 

その差は43%

 

「踵からついた方が衝撃は少なそうだけど、意外です。」

 

実際に走る際は別にして、頭の片隅に入れておきましょう。

 

ポイント

フットストライクストラテジーの方が衝撃が少なく、43%緩和する。

 

トレランシューズ選びのための衝撃要素|その② ストライドの長さ

これは「歩幅の大きさ」のことです。

身長毎で平均は異なりますが

「ストライドが長いほど衝撃は大きい」

状態になります。

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一歩一歩が大股だとそれに併せて衝撃も大きくなるということです。

トレランシューズ選びのための衝撃要素|その③ 傾斜

傾斜がついた状態、つまり下りでは、より高い負荷率を経験するとされます。

 

平坦な道、上り以上に、下りの衝撃が大きいということです。

 

トレラン後半の下りは関節にも筋肉にも重い衝撃としてのしかかることでしょう。

 

トレランシューズ選びのための衝撃要素|まとめ

 

①ストライクパターン、②ストライド、③傾斜の3要素を踏まえると、トレイルランニングで衝撃を緩和させる方法は以下の通り。

 

ポイント

フットストライクストラテジーで、歩幅は小さく、平坦な道を選択する

 

トレイルランニングで平坦な道を選択することは難しいですが、ストライクパターンやストライドの大きさは工夫しましょう。

 

特に「下りの衝撃干渉」は、距離を重ねるほどに辛い症状(痛み)として現れるため、序盤から対策して走っていく必要があります。

 

トレイルランニングシューズの具体的な選び方


「下りの衝撃緩和をどのように行うか」

 

2018年に報告された論文では「ソールの厚みによる下り走行時の衝撃干渉に違いはない」とされています。

 

踵には厚みがあっても、つま先付近には厚みが無いシューズがほとんどだからでしょう。

 

ランニング動作の分析結果を基にした場合、脚への衝撃干渉作用を期待してソールに厚みを持たせることは得策ではないかもしれません。

 

平地、下り、上りはそれぞれ分けて考えるのが良さそうです。

 

外観上、緩衝材は「保護感を高める」ことが期待できるのは事実。

 

両極端な意見に傾倒せず、ある程度ソールに厚みを持たせ、下り等での対策は別の手段を検討する必要がありそうです。

 

トレイルランニングシューズ|ビギナー向け3選

タツ
私がオススメしたい3選です。

 

 

① Columbia monorail バハダ

② Columbia monorail カルドラド

③ Columbia monorail F.K.T 斑尾イエロー

 

順番に見てきます。

 

トレイルランニングシューズ|オススメその① Columbia montorail バハダ

1つ目に紹介したいのは、montrailのバハダです。

 

ロードのランシューズ以上のソールの厚みと、アッパーの剛性が、ビギナーにはちょうど良いと作りになっています。

 

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実際に私自身が初めて手にしたトレランシューズです。

アッパーに穴が空くまで吐き潰しました。

 

「山を走りつつも、時々ロードも加わってくるような環境では...?」

 

といった視点で、最適なシューズの1足になる思います。

 

トレイルランニングシューズ|オススメその② Columbia montrail カルドラド

 

2つ目に紹介するのは、montrailのカルドラドです。

 

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試着した感じ、バハダとあまり大差がありません。

実際トレイルでも使用していますが、丈夫な作りでしっかり足を守ってくれています。

 

バハダが1足目、カルドラドが2足目だとちょうど良いかなと思います。

 

あとはデザインとかカラーなど、好みで決めましょう。

 

バハダよりもカルドラドの方が剛性が高く耐久性のある作りになっています。

 

初〜中級をバハダで走って、中級以降、ロングトレイル以降をカルドラドを使う流れが良いかと思います。

 

トレイルランニングシューズ|オススメその③ Columbia montrail  F.K.T 斑尾イエロー

3つ目に紹介するのが、F.K.Tシリーズの斑尾イエローです。

タツ
またmontrailかよ。と思うかもですが、この3足目もオススメです。

 

このF.K.Tシリーズの斑尾イエローは初〜中級者向けに作られており、機能は申し分ありませんが、デザインがとにかく綺麗!

 

アースカラー調のイエローで、山の中では非常に映えます。

タツ
私が初めて買った1足はバハダの斑尾イエローでした。

スタイル的にも機能的にも1番しっくりくると思い購入したのを今でも覚えています。

 

デザイン重視で足元に黄色を入れたい方はオススメです。

 

トレイルランニングシューズ購入時の注意点

 

タツ
どのトレランシューズを選ぶにせよ、購入時の注意点は以下の通り

 

トレランシューズ購入のポイント

トレランシューズのサイズの目安は「ロードのランニングシューズより1cmサイズが大きいものを選択する」もしくは「履いてつま先をしっかり靴の先端に当てた際に,踵に指一本分の隙間があること」

 

トレランは起伏の激しい道を進んでいきます。

 

ピッタリのサイズでは、下り走行時に爪先と靴の先端が中で当たってしまい、それが繰り返されると痛みを誘発してしまいます。

 

サイズ合わせをしっかりと実施し、準備万端にしてトレランに臨みましょう!

 

初めての購入であれば、試着はマスト。

 

アウトドアショップの登山靴コーナーの横や、スポーツ用品店のランニングシューズの横に置いてあることが多いです。

 

タツ
ICIやカモシカスポーツ、好日山荘、L-Breathには確実に置いてあります。

 

1度お店のサイトを見て、必要なら電話等で問い合わせると良いかもしれませんね。

 

ここからは余談ですが、シューズ選びでアッパーの素材が気になる方がいます。

 

ブランド独自の素材により水が入りにくい仕様になっていたり、防水の観点から言えばGORE-TEX素材を搭載しているシューズもあります。

 

今回はビギナー向けという観点から、大会に出るとしても5-20km程度の、比較的トレイルの中では短い時間で終わるレースになることを想定しましたので、オススメからは除外しました。

 

防水対策をしっかりしたいという方は、GORE-TEXはオススメです(透湿機能も十分です)。

 

「滑りにくさ」も非常に重要です。

 

山の中を移動するため悪天候への対応もできた方が良いでしょう。

 

最強のフリクション機能も有しているのは「アディダステレックスのコンチネンタルソールを搭載したシューズ」です。

 

気になる方はネット検索してみてください。

 

まとめ|トレイルランニングシューズを手に入れ気持ちを引き締めよう!

 

本記事のまとめです。

 

ポイント

① トレランの故障を防ぐポイントは「ストライクパターン」「ストライド」「傾斜」の3点

② クッション性能が高いシューズを選んだとしても下りでの緩衝効果は軽度

③ トレランシューズ選択時は「普段履きのものより1cm程度大きいサイズ」にする

 

私自身はロードを主体に「時々」マンネリ打破、刺激を入れる意味でトレランに行きますが、筋肉痛は必須ですし、筋肉痛が取れた頃、通常のロードを走るとタイムの向上を実感します。

 

今回は「脚の保護」を主眼に、ビギナーでも始めやすい価格帯の商品を紹介しました。

 

はっきり言って、2万、3万とするシューズは高すぎます。

 

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余談ですが、2020/10/18開催の志賀高原エクストリームトレイルに参加した際、実際のレース当日までのギアの準備や試走、本番の様子や本番後の感想等、ブログでまとめています。

 

トレランはエクストリームスポーツの部類ですが、ステップバイステップで積み重ねていけば必ず体力が向上し、完走も果たせます。

 

それでは!

 

Reference:Chan, Zoe Y S, et al. Does maximalist footwear lower impact loading during level ground and downhill running? 2018

 

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