

2020年10月3日、志賀高原エクストリームトレイル大会2週間前になりました。
先日、下記のツイートをしました。
ブログ更新しました。
昨日のトレランの詳細です。気づきの多い良い経験になりました。
40km試走後、およそ完走できる目処は立ったのですが、不安材料がいくつかあるので列挙して対策を検討していきます。
Contents
2020年開催|志賀高原エクストリームトレイルの概要

上信越国立公園、ユネスコエコパーク認定の大自然が広がる志賀高原。志賀高原内にはいくつもの山が存在し、池や沼などの景勝地も数多く広がる大自然の観光リゾート地です。その志賀高原の魅力を走りながらつなぎ、楽しむことができるのが本大会のコースとなります。トレイルランナーだけが挑戦することを許されたエクストリームなトレイルの数々・・・ここにしかない感動体験があなたを待っています!
参考:志賀高原エクストリームトレイル 公式サイト
大会コンセプトhttp://www.nature-scene.net/shiga_ex/concept/
ロング54km、ミドル32km、ショート8kmを設定しており、レベルに応じて参加が可能な大会です。
今回、私はロング54kmにエントリーしました(ITRA3point付与があります)。
志賀高原エクストリームトレイル完走に向けた不安材料

○筋肉・関節痛
○エイド
○気温問題
○道順の把握
本記事は「気温問題」と「道順の把握」についてまとめます。
筋肉痛・関節痛、エイドに関しては前回記事で対策を検討しています。以下のTwitter添付ブログです。
ちょうど前回の記事を投稿した日の午後、YouTubeにブリーフィング動画が大会公式サイトからアップされました。
感染対策やGPS・エスケープの対応等、重要な情報が盛り込まれてます。
ウェーブスタートの確認やライトの携帯は必須です。
実際のレース内容は、2018年の走行距離、累積標高と変わらず、エイドの4地点の距離等はほぼ想定通りでした。
濃厚接触を避けるよう注意することは前提として、エイドではバナナ、温泉まんじゅう、りんご、コンソメスープ、クッキー等用意してくださるとのことです。
助かった!
荷物を少し減らして臨めそうです。
それでは本題です。
不安材料|その③ 気温問題


2020/10/5(月)18:00現在の予報です。
10日先までの予報ですが、ブリーフィング動画で言われていた通り、最低気温は2-3℃ですね。
ここから一気に紅葉するようで、更に標高が1番高いところでは積雪の可能性も。
標高1600-2300mの間を往来するため、東京のような海抜0mのところより酸素が薄い。
天候の崩れは下界よりも気をつけなければならないし、そこも含めてエクストリーム。
ロングのスタートは5時なので、1日の中で1番冷え込む6時を過ぎて、日中はゲレンデやトレイルルートをひた走る(例年だとスタートが2-3℃で、標高上げて−2℃を体感して下る)。
寒暖差が激しいけど、以下のレイヤリングで臨みます。
ドライレイヤー :Finetrack DRY LAYER
ベースレイヤー:UNDER ARMOUR Cold gear or Armor stretch
アウター(ミッドレイヤー):MONTANE PERTEX QUANTUM ANORAK
高いパフォーマンスを維持するためにはカラダの熱を逃さないこと。
汗冷えは天敵です。長時間の運動なら尚更。
運動で出た汗を素早く乾かし、カラダと服の間で生じる蒸れは素早く外へ逃し、外からの風邪や雨からは身を守り、カラダを冷やさない。
そのためのレイヤリング方法があります。
ドライレイヤー 、ベースレイヤー等はファイントラックの公式サイトが非常にわかりやすいです(ご参考に)。
話を戻します。
今回のレイヤリングは真冬仕様。
正直カッパとかかさばるし、風と雨が少し凌げればいい。
Tシャツ等は1、2着持って行き、途中で着替えます。
汗冷えが1番怖いところで、スタートして1番寒い気候の中標高を急上昇させ、汗をだらだらかくと思う。
その後、数時間後に下っていく際にどのくらい冷えるかですね。
第1エイドが17km地点で日中になってるはずだから、ここで着替えが必要なら半袖に変えます。
その後、第2or3エイド(30or40km地点)でもう1回変えます。
私自身、ランニングを始めたのは今から6年も前ですが、当時は1月、2月の真冬の夜,−6℃の中をコールドギア+Tシャツで走ってました。
レイヤリングのコツとか全く知らなかったし、保温が大切なことや透湿性能等も無知でしたから。
当時のことを思えばアーマーストレッチまで用意して、更に暴風アノラックまで使えるから十分です。
レイヤリングの知識がないと
「運動して体を温める!」
という根性論に至ります。
レイヤリングの知識や運動中のカラダの反応や良い状態保ち方について知らない方は、これを機に経験や知識を蓄え、最新テクノロジーの力を借りましょう。
下はハーフパンツを履いて、CEPのコンプレッションソックス(膝下まで)を履く予定です。
本番まで考えなければいけないのが「ゲイター」ですが...準備必要??
不安材料|その③ 道順の把握
ブリーフィング動画を見ていて「試走する方はほにゃらら...」と話していて、試走できる方が羨ましい...地元民なんですかね?
それか、本気でタイム狙いに行く人で予行練習やるヒトでしょうか...
私は遠方から参加する市民ランナーですので、大会本部が設置してくれるマーキングテープを辿ります。
一応キーワードだけ
スタートして2km:「横手山」
↓
「鉢山」「草津峠分岐」「四十八池分岐」
↓
赤石山 アップダウン↑↑
↓
大沼池
↓
寺子屋峰 テクニカルルート
↓
東館山ゲレンデ 一気に下る
↓
一ノ瀬第1エイド 17km 〜ここまで山岳区間〜
シナノキ
↓
焼額山山頂
↓ 6.5km下り コンクリ+林道
奥志賀関門 第2エイド 関門9時間
3.5kmロード下り
↓
上信越自然歩道
↓ 8.6km ザ・トレイルルート+1km弱ロード 上り基調 紅葉楽しめる
一ノ瀬第3エイド 40km超過
西館山 ジャイアントスキー場
↓ トラバースルート&撃登り
蓮池45km地点 *16:00以降ライト必携 点灯チェックミスれば失格
第4エイド 関門13時間半
↓
びわ湖一周
↓
スキー場ゲレンデ劇登り
サンバレー劇登り
信大自然 1km程度歩行路 特別保護区
田野原湿原 木道
↓
木戸池に向かってラスト2kmフラット
↓
GOAL 予想タイム9-10時間

結構重要な作業だと思ってます。不安がほんの少し減ります。
標高は大体検討ついて、前半山岳、後半トレイルのコースレイアウト設計。
走りやすいと思ってしまうんだけどどうでしょうか...
まとめ|志賀高原の魅力が満載のトレイルを楽しみます
大会まで2週間を切ると心身ともに引き締まって色々頭が回ってきます。
色々と必要装備を準備しつつ、忘れ物がないように。
残りやれるとすれば足部へのテーピングの巻き方だけ、勉強しておきます。適切なテーピング自体も探さないといけませんね。
トレランの大会の良いところの1つに、変なタイムのプレッシャーがないことが挙げられます。
マイナーな競技で平均タイムとかあまり騒がれません。
マラソンだとサブ4とかいう言葉が出てきてしまうくらい、幾ら自分のペースでと言い聞かせても、トレランほど気軽にできない現状があります。
ゲレンデやトレイルルートのふかふかした足裏感覚を楽しみながら
紅葉や池の景色を楽しみ
悲鳴を上げる体と対峙し
応援してくださる方からの声援を受けながら
本番は楽しむことができます。
想像するだけでワクワクしますね。
これは精神的な話ですが、今まで経験したことがない身体負荷をかけるのは1年に1回くらいしか機会がないので、この「年1行事」の貴重さも噛み締めます。
年に何回も大会エントリーする人は本当に感心します。
本番までもう少し!
それでは!