

いつまで続けたらいい?
そんな悩みを解決します。
☑️ 本記事の内容
◯ パーソナルトレーニングの効果はいつから?
◯ 良いパーソナルトレーナーの条件とは
◯ パーソナルトレーニングをやめる時期の目安
☑️ プロフィール

国内・海外の論文を下に減量について考える個人ブログを運営。
腹を出さずに9年になるダイエットブロガーです。
これまで多くの減量方法を実践、試行錯誤し、20代にあった腹を出す心配がなくなりました。
今回の内容は「パーソナルトレーニングをいつまで続けるべきか?やめるタイミングとは」です。
パーソナルトレーニングに興味あるけど、効果っていつ頃出るの?
やめ時がわからないとなかなか一歩踏み出せないな。
ポイントを絞ってシンプルにまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
それではよろしくお願いします。
Contents
パーソナルトレーニングはいつまで続けたら良いか|効果が実感できるまで

結論から先に話をすると、パーソナルトレーニングは最低1〜2ヶ月は続けましょう。
科学的に見た際、ヒトが体重を減らしていく、もしくは筋肉をつけていくためには、1ヶ月以上の期間が必要です。
「食事管理を実践し、摂取カロリーを抑える」
「運動習慣を確立し、消費カロリーを高める」
1番極端な例は「断食」ですが、半年、1年と見た時にとても継続できないため、1日1日少しずつ積み上げ、月単位で負のエネルギーバランスにしていきます。
1週間や2週間で効果が実感できない、もしくは辛いからやめるのは、もったいないです。
ただ、指導に耐えられるか心配なことも事実。

減量の目標値にもよりますが、以上のことを踏まえると「月単位」で時間を要すため、指導に耐えられるか心配なことも事実。
自分にはそんな徹底した管理には耐えられない。
パーソナルトレーナーって体つきもいいし、なんとなくイキってる感じで、馬鹿にされないかな。
運動に対する嫌悪感、体型に対する後ろめたさから、太り過ぎ・肥満傾向のヒトは、ヒトとの接触を避ける傾向があることが以前の研究から言われており、頼りになるはずのパーソナルトレーナーに対してもなんとなく後向きな感情を抱きがちです。
それでも、近年ヘルスケア業界は急速に拡大し、利用者が増えています。
それは、パーソナルトレーナー自身が「体型が良い」という外見以上の、「内面的なサポートを重視している」からです。
ポイント
パーソナルトレーナニングは短期効果として1-2ヶ月で得られる。
パーソナルトレーナーが大切にしていること

パーソナルトレーナーが大切にしていることは、太り過ぎ・肥満の人が、中・長期的に行動を変え、より健康的なライフスタイルを獲得するにはどうしたら良いか、ということです。
そのためのアプローチとして、単に運動・食事に関する正しい知識を伝え、指導・監視することが無意味であることを知っています。
適正なトレーニング、食事管理は個人差があることを知っているからです。
「行動変容の理論」から言えることは、人は規制されるよりも、自分のニーズ・欲求に動機づけられる方が、新しい行動を維持するのがより簡単であるということ。
行動変容ステージモデルでは、人が行動を変える場合は「無関心期」→「関心期」→「準備期」→「実行期」→「維持期」の5つのステージを通ると考えます。
行動変容ステージモデルとは、1980年代前半に禁煙の研究から導かれたモデルですが、その後食事や運動をはじめ、いろいろな健康に関する行動について幅広く研究と実践が進められています。
ボディメイクも同様です。
行動の決定要因は、様々な段階で、またヒトぞれぞれで異なる可能性があるため、均一なアプローチでは失敗を招きます。
重要な点は
「積極的な動機の維持・自主規制」
です。
行動変容を促す様々なアプローチ
◯ 認知行動療法
◯ アクセプタンス&コミットメント療法
◯ 動機付け面接
動機付け面接は「カウンセリング」とほぼ同義語として定義されます。
いくつかの研究では、行動変容の成功は「意欲的かつ前向きな動機づけ」と「自己調整スキル」に大きく依存する可能性があると報告しています。

「運動をしなさい」
「カロリーをカットしなさい」
と当たり前なことだけ指導し続けるトレーナーが担当なら、ジムへ相談し、担当を変更してもらいましょう。
「辛くてやめたいな」と思い始めると「トレーナーがハズレなんじゃないかな」と心配になったりするものです。
お金を払っているからと言って横柄になってはいけませんが、ヒトには相性というものがあります。
本気だからこそ、専属スタッフとダイエットを作り上げていかなくてはいけません。
良いトレーナーというのは、あなたに真摯に向き合ってくれるパートナー的存在です。
運動習慣や正しい食事の中〜長期的な制御は、外圧では達成されないのです。
ポイント
良いパーソナルトレーナーはクライアント主体の意義ある課題を共に見出すことに注力する。
パーソナルトレーニングはいつまで続ける?結局やめるタイミングはいつか?

繰り返しになりますが、パーソナルトレーニングはいつまで続けるべきか、その1つの答えは「1-2ヶ月」です。
期間に絞らない回答で言えば「短期的な効果を得た上で行動の自律性が確保され、中長期的にもその効果が続くようになった時」でしょう。
ダイエットで1ヶ月に何キロ痩せるべきか、海外の肥満ガイドラインでは以下を提唱しています。
安全に実施できる減量幅は半年でベースラインの5-10%とされ、1週間で0.5kgが目安の1つ。
しかし、私は「1ヶ月で3kg」を持論として持っています。
1ヶ月の減量幅の目安
1ヶ月に体重3kg落とす
摂取カロリーを1500kcalにする
消費カロリーを2000-2500kcalにする
こうしてマイナスのカロリーで過ごす日々を繰り返していくのです。
プラスαでジョギング1時間を週2-3回できればこの値に到達する。

あくまで1つの目安ですので、アレンジOKです。
ボディメイクは決して受動的になってはいけません。
「トレーニングはジムの時だけにして、家では食事管理に徹する」
「月に何回かは、ご褒美の日を作る」
体重が減っていく基本的な原理原則は教えてもらい、自分で続けられそうなことを選別し、やること・やらないことを決めていきます。
加えて、パーソナルトレーナーが提案することも、相談しながら加えて決めていく。
実はダイエットにおける行動変容で肝とされているのは「①食事管理、②運動習慣の確立、③他者の存在」といわれています。
ダイエット成功の肝
① 食事管理
② 運動習慣の確立
③ 他者の存在
減量中、または減量「後」、振り返って話をすることが、自律的な継続力につながると示唆されています。
直接的な運動介入・食事指導も手っ取り早いですし、そのためにマンツーマンは最適です。
パーソナルジムの標準プランは大抵「2ヶ月、16回(週2回)プラン」です。
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自律支援的な介入をすると、身体活動は1年以上、食事療法は半年〜約1年半、前向きな変化を示すことが明らかになっています。
「2ヶ月やって、またリバウンドして戻る」
そういった心配は、パーソナルトレーニングのサービスを受けた場合は少ないでしょう。
エビデンス上、減量して1年後のリバウンドは33-50%に認めるとされています。
しかし、RIZAPに通ったヒトの1年後のリバウンド率は7%。

Appleジムでは「リバウンド補償」として、半年後、1年後に無料でもう1回サービスを受け直すことも可能です。

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リモートで自宅から簡単に無料カウンセリング予約ができるため、気軽に一歩、踏み出してみるのはアリです。
ポイント
パーソナルトレーニングのやめ時はおよそ2ヶ月後。
まとめ|パーソナルトレーニングをいつまで続けるか、短期的・中長期的な視点を持とう

以上「パーソナルトレーニングはいつまで続けるべきか?やめるタイミングとは」についてでした。
まとめ
① 数日、数週でやめるのは判断ミス
② 1-2ヶ月は続ける
③ 受け身にならず「主体的に」取り組む
③ 持論として「月3kg」が現実的
④ ダイエットの肝は「食事」「運動」「他者の存在」
パーソナルトレーニングを受けて、腰痛持ちの私でもしっかりカラダを鍛えることができた。
社会人になって太り始めて、ちょっとの食事制限や運動では痩せなくなってしまった。パーソナルトレーニングを受け、しっかりと減量に取り組むことができた。
パーソナルトレーニングを受けて、その効果を実感した人は沢山います。
今実際にパーソナルトレーニングを受けていて「やめたい」と思っているヒト、辛い気持ちは十分わかります。
これまでの頑張りを私は賞賛します。
こんなことを言うのも変ですが、たとえ今やめても、無駄にはなりませんよ。
自分の胸に手を当て、納得いく決断を自分で選びましょう。
自分で決めたなら、あとは自宅で自己流で実践あるのみ!
反対にこれからパーソナルトレーニングを受けようと思っているヒトは、今がスタートのタイミングです!
是非、良質なサービスを受けてみてはいかがでしょうか。
それでは!
Reference:
NIH and HNHLBI., Clinical guidelines on the identificaiton, evaluation, and treatment of overweight and obesity in adults-the ecvidence report. 1998
Bro Beate Samdal, et al., Effective behaviour change techniques for physical activity and healthy eating in overweight and obese adults; systematic review and meta-regression analyses. 2017
Wing RR, et al., Behavioral weight control. In: Wadden TA, Standard AJ, editor. Handbook of Obesity treatment. NY.2002