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医学修士生がパーソナルジムでリバウンドしにくい理由を考察する

悩んでいる人
パーソナルジムってリバウンドするよね?

短期だけ頑張ってもダメだよね?

 

そんな悩みを解決します。

 

☑️ 本記事の内容

◯ パーソナルジムはリバウンドしやすいか

◯ リバウンドのリスクを上げる因子

◯ リバウンドを防ぐための具体的な視点

 

☑️ プロフィール

国内・海外の論文を元に減量について考える個人ブログを運営。

腹を出さずに8年になるダイエットブロガーです。

これまで多くの減量方法を実践、試行錯誤し、20代にあった腹を出す心配がなくなりました。

 

今回の内容はパーソナルジムはリバウンドしやすいかについてです。

 

「高額な費用を払って頑張ったのにリバウンドしたらもったいない」

 

そう感じますが、某パーソナルジムR社の1年後のリバウンド率は7%。

 

一体なぜそんなに少ない確率なのか、科学的に考えてみました。

 

私見も含みますが、サラッとお読みいただける内容です。ぜひ最後までお読みください。

 

それではよろしくお願いします。

 

パーソナルジムはリバウンドしやすいか

冒頭でお伝えした通り、某R社のリバウンド率は7%。

 

ダイエットする

リバウンドする

 

ヒトの行動を変化させることは簡単ではありませんが、決して不可能ではない。

 

ヒトの行動が変わる理論(行動変化の理論)は、現在まで80以上特定されているようです。

 

ただ、いづれも「行動の開始」「維持」がどのようになっているか、明らかにはされていません。

 

タツ
理屈で結論づけるのは困難ということです。

 

そんな中でも共通する点は「他者のニーズに応えている状態でなく、自己のニーズや欲求に動機づけられている状態だと長期的にも行動が継続される」ということ。

 

好きこそものの上手なれ。

 

ダイエットもそのようにいけばどんなに楽なことか。

 

リバウンドしてしまう原因を見ていきましょう。

 

パーソナルジムに限らずリバウンドリスクを上げる因子

リバウンドリスクを上げる因子は以下の通り。

リバウンドリスクを上げる因子

我慢につぐ我慢な計画

体調不良に陥るような方法

減量自体が自己の欲求にない

 

ヒトの行動を変化させ、維持するためには計画自体に柔軟性がある=「自己調節できる」状態にあることが必要です。

 

「これをしなさい。」

「あれをしなさい。」

 

また

「これはしてはだめ。」

「あれもだめ。」

 

何かもかも規制して成果が出たダイエットは、リバウンドまっしぐら。

 

軸を決め、本人の生活スタイルに合わせたプランニングが必要ですが、ただの押し付けでは減量はうまくいきません。

 

タツ
ダイエットの原理って、そんなに難しくないですよね。

食べ過ぎを防ぎ、運動する時間を作る。

けど、それができないんですよね。

 

また、体調不良に陥るほどの減量方法も、後々のリバウンドへ。

 

結局、生活習慣を理想体型が維持できるように変更することが必要なので、体調不良が続くようでは当然習慣化には至らず、離脱します。

 

また、減量自体が自分ごとでなく、必要性を感じていない場合も、うまくいかないでしょう。

 

「健康のため、清潔感を保つため。」

「ファッションを楽しみたい。カラダが軽いと1日過ごすのが快適。」

 

タツ
いづれも私の減量の目的です。

 

あなたのダイエットをする目的は何ですか?

 

ダイエットのスタートはまず「目標設定」です。

 

その後は、行動変容が長期期に続く方法を実践あるのみ。

 

パーソナルジムの具体的なサービスを見ながら、リバウンドしにくい要因を探ってみましょう。

 

パーソナルジムにはリバウンドを防ぐ因子が豊富

反対に、リバウンドリスクを下げる因子は以下の通り。

リバウンドリスクを下げる因子

目標設定をする

行動を自己で監視する状態を作る

行動の結果に対するフィードバックがある

段階的なタスク設定をする

記録する

 

効果を1年後のような長期に維持するためには「自己調節を促進する」観点が必要です。

 

画一的な方法でなく、柔軟かつ応用の効く方法でないといけません。

 

いくら良いスケジュール、メニューを立てたとしても、それが受動性をもたらすようではうまくいかないということです。

 

また、減量・ダイエットで必ず訪れる「停滞期」

 

苦しい局面でもブレずに続けるためには、初期の目標を設定しておくこと、適宜フィードバックがあることが必要です。

 

「よく頑張ってますね。」

「確実に積み上がっています。」

 

これまでの行動を労い、次につなげる工夫が必要です。

 

行動を自己で監視・管理するスキルも必要です。

 

「1日1回は散歩へ行く」

「毎日これは食べるようにする」

 

記録し、成果を可視化させていきます。

 

最近はスマートフォンで客観的なデータを出すことが容易になりました。

 

「今日は〜kmジョギングして、◯◯kcal消費した。」

 

ジムに入会すれば、これらの要素がふんだんに取り込まれています。

 

始めは手取り足取り指導を受け、段々とトレーナーはフェードアウトしていく。

 

「身銭を切って退路を断ち、覚悟を持って入会すれば、あとは実践あるのみ」

 

1人でやるよりも効果が持続する理由が、少しはお分かりいただけましたか?

 

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まとめ|パーソナルジムを活用してリバウンドを防ごう

以上「パーソナルジムがリバウンドしにくい理由」について解説しました。

 

減量、ダイエット、ボディメイクの本質は「食事」「運動」です。

 

生活習慣をより良い方向へ変え、日々の積み上げで理想的な体型を維持していきましょう。

 

当ブログでは「減量を科学し、実践する」をテーマに具体的な食事の摂り方、運動の方法について解説しています。

 

私自身も継続して体型維持に努めてますので、一緒に継続していきましょう。

 

それでは!

 

Reference:

Bro Beate Samdai, et al., Effective behaviour change techniques for physical activity and healthy eating in overweight and obese adults; systematic review and meta-regression analyses.2017

Rebecca A Jones, et al., The impact of adult behavioural weight management interventions on mental health: a systematic review and meta-analysis. 2017

 

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