

筋トレで筋肉をつけたい時期でも適量のワインであれば飲んでも問題なく、むしろオススメです。
☑️ プロフィール

国内・海外の論文を下に減量について考える個人ブログを運営。
腹を出さずに9年になるダイエットブロガーです。
これまで多くの減量方法を実践、試行錯誤し、20代にあった腹を出す心配がなくなりました。
ワインは単に「お酒」と捉えるより、含まれる成分に注目し、カラダにもたらす良い作用を知ることが大切です。
飲み過ぎは良くありませんが「適量」なら筋トレしている時期でも問題なし。
早速、本題に移っていきましょう。
Contents
筋トレとワインの関係性|ワインに含まれる成分と効能
ワインに含まれる成分で注目すべきものはこちら↓
ワインに含まれる成分
エタノール(アルコール)
ポリフェノール
ビールや焼酎などにも含まれるアルコールと、チョコなどに含まれるポリフェノールが含まれるのが特徴です。
現在、ワインの筋トレへの影響を示す研究は示されていません。
しかし、アルコール、ポリフェノールの両方が、カラダの以下の経路に関与しているとされています。
ワインのカラダへの効果
抗酸化作用
脂質調整作用
抗炎症作用
善玉コレステロール(HDLコレステロール)の増加、アポリポ蛋白質の増加、動脈硬化の進行を遅らせる効果が期待できます。
カラダを若返らせ、脂肪を減らす効果があるわけです。
「これだけ聞くと、飲まない理由がないな。」
飲み過ぎは禁ですよ。

次に、ワインを飲む適量を見ていきましょう。
筋トレ中のワインの適量とは
筋トレ中のワインの適量は、現在明らかにされていません。
健康上、一般的に言われている適量は、”1日に女性1-2杯、男性は2-3杯程度”とされています。
実験的には、女性の方が男性に比べ”胃の中の酵素活性が低い”ため、同量のエタノール(アルコールの成分)を摂取したのち、血中濃度が高くなることがわかっているため、女性の方が適量は少なめです。

筋トレ中のアルコール摂取の注意点はこちら↓
ポイント
体重の1.5%以上水分が抜けた場合、お酒だけ摂取していると水分補給が追いつかず、パフォーマンスが低下する
運動後に1L以上飲むと水分バランスが悪化する
二日酔いによりトレーニングの質の悪化、睡眠不足とあいまって筋肉の活性化が低下する
アメリカの研究では、一般人よりもアスリートの方がアルコール摂取が多いとされています。
スポーツとお酒は切り離せない関係のようです。
筋トレ直前の摂取はもっての他、大量摂取は筋肉タンパク質の合成を損なうため、注意が必要です。
詳しくはこちら↓
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筋トレと酒は両立すべし|断酒を薦めないワケ
続きを見る
トレーニーは断酒は必要ありません。
また、一般的に言われているアルコール摂取の時間はこちらを参照してください↓
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医学修士生が考察|筋トレとアルコール摂取の適切な時間について
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減量中はカロリーに注意し、また深酒により筋トレ中の集中力低下に繋がらないようにするのがポイントです。
ワインを飲むと筋トレして太る?
脂肪組織は、エネルギーを貯蔵することに加え、アディポネクチンを分泌するなど、ホルモンにも影響を与える厄介なもの。
飲酒パターンと体脂肪の関係性が示されており、”メタボの人はお酒を飲まないヒトに多く、またワインを飲むヒトでは一般的ではない”とされています。
食習慣なども関わってきそうですね。

さらに、赤ワインを適量飲んでいるヒトはウエスト周囲径が低いことがわかっています。

ワイン好きのボディメイカーには意外にも朗報。
筋トレは毎日するものでもないですし、筋トレした当日を外せば、案外飲んでても効果は下がらないかもですね。
まとめ|筋トレ中のワインは適量なら問題なし
以上「筋トレとワインの関係性|適量なら問題ない理由を解説」でした。
ワインはダイエット食の1つである「地中海式食事療法」にも勧められている、カラダに良い効果をもたらすもの。
適量、時間を意識してワインライフを楽しんでいきましょう!
それでは!
Reference:
Rachel Golan, et al., Wine and Health–New Evidence. 2018