
運動をする上でビタミンについて知りたい人
「運動する上でビタミンって重要?」
「ビタミンの役割って?」
こういった疑問に答えます。
☑️ 本記事の内容
◯ 運動する上でビタミンの重要性
◯ 運動中のビタミンの種類と役割
☑️ 本記事の信頼性

私は2014年から体重管理を始め、2020年9月現在、継続してBMIを20-22にキープしているダイエットブロガーです。
カロリー収支を計算して体重を増減させ、流行のダイエット法を試したり、この6年様々なことを実践してきました。
今回の内容は「運動とビタミンの関係性」についてです。
ダイエットを実践する過程で、食事に関する理解を深めることは大切です。
今回は「糖質・タンパク質・脂質はそれ単体では栄養源や身体を作る上では不十分で、補酵素の存在が必要」という話をしていきます。
1分くらいで読める内容です。
ササッと目を通してもらえたら幸いです。
Contents
運動する上でビタミンは重要か?

結論、運動をする人にとってビタミンは重要です。
必要な量はわずかですが、身体の発育や活動を正常に機能させるために不可欠です。
体内で生成することができないため、食品やサプリメントから摂取する必要があります。
運動中のビタミンの種類と役割

現在、身体に必要不可欠なビタミンは13種類あります。
これらは水に溶ける水溶性ビタミンと水に溶けない脂溶性ビタミンに分けられます。
水溶性ビタミン
・ビタミンB1 重要
・ビタミンB2 重要
・ナイアシン
・ビタミンB6 重要
・ビタミンB12
・葉酸
・パントテン酸
・ビオチン
・ビタミンC
水溶性ビタミン
・ビタミンD(カルシフェロール)
・ビタミンA(レチノール,βカロテン)
・ビタミンK(フィロキノン,メナキノン類)
・ビタミンE(トコフェロール)
どれも大事な栄養素ですが、太字で示したビタミンは運動において特に重要です。
運動中のビタミンで特に重要なもの|その① ビタミンB1
ビタミンB1は、糖質がエネルギーに変わる時に必要な補酵素です。
補酵素とは
代謝を促進させるもの。
補酵素がないと、反応がうまくいかず代謝が滞る。
糖質は車でいったらガソリンに例えられます。
しかし、ビタミンB1がないと糖質がうまく使えず、エネルギーとして活用できません。
江戸時代〜大正時代、ビタミンB1不足で「脚気」という症状が国民病として流行っていました。
(ビタミン豊富な玄米から白米に変わった時代)
今では脚気で悩んでいる人はほぼいません。
糖質を燃やしてエネルギーにするには「ビタミンB1」が必要であり、糖質単体ではエネルギーとして使われないことが分かったからです。
カップラーメンにもしっかり入っています。
ビタミンB1がよく含まれる食品
ごま(むき) 干し海苔 生ハム 豚ロース うなぎ蒲焼
(推奨量:男性1.5mg/日、女性1.2g/日)
豚ロースは100g当たり0.96mgのビタミンB1が含まれ、うなぎ蒲焼には0.75mg含まれます。
夏場に夏バテ予防で摂取すると良いと言われるのはこのためです。
運動中のビタミンで特に重要なもの|その② ビタミンB2
糖質・脂質・タンパク質が代謝される時に必要な補酵素です。
ビタミンB2は三大栄養素全ての代謝に関与します。
エネルギー消費量の多い人(=運動量の多い人)ほど必要なビタミンです。
ビタミンB2がよく含まれる食品
豚レバー、干し海苔、アーモンドフライ、うなぎ蒲焼
(推奨量:男性1.7mg/日、女性1.4mg/日)
豚レバーには100mg当たり3.6mg、うなぎ蒲焼には0.74mg含まれます。
運動中のビタミンで特に重要なもの|その③ ビタミンB6
ビタミンB6はアミノ酸代謝(タンパク質)の際に必要な補酵素です.
貧血や肌荒れ予防にも有効です.
ビタミンB6がよく含まれる食品
ニンニク生、ミナミマグロ、カツオ生
(推奨量:男性1.4mg/日、女性1.3mg/日)
にんにくには100mg当たり1.5mg、ミナミマグロ、カツオ生にはそれぞれ1mg、0.8mg含まれます。
まとめ|運動に重要なビタミンは意識的に摂取しよう
運動をしながら効率よく糖質や脂質を燃焼させるためには、ビタミンの存在は必須です。
タンパク質を効率よく筋肉へ届けるためにも重要なビタミンがあります。
運動前・中・後、いづれのタイミングでもビタミンの存在を忘れてはいけません。
疲れやすい人やなかなか体重が落ちない人は、一度ビタミンに目を向けて食事を見直してみてはいかがでしょうか。
「健康に投資する」
正しい知識で日々の食事をより良いものにしていきましょう。
それでは!