
食事制限中の空腹について知りたい人
「おなかが空いたけど何か口にしたい」
「空腹って体にいいの?」
こう言った疑問に答えます。
☑️ 本記事の内容
◯ 食事制限による空腹はカラダにとって悪なのか
◯ 空腹が引き起こすメリット
◯ 空腹が引き起こすデメリット
この記事を書いている私は、学生時代と変わらない体型を維持して6年になるダイエットブロガーです。
2014年から体重管理を始め、2020年9月現在、継続してBMIを20-22にキープしています。
現在は医学系の大学院に通い、体の仕組みについて勉強し直しています。

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私が本格的に生活習慣を見直そうと、1ヶ月間に3kgの減量に成功したのが2014年の1月です。
生活習慣の見直しの過程で、空腹が辛いと感じる経験を何度もしてきました。
「空腹の時間って必要??」
今回の記事では、過去の自分も疑問にもった「食事制限中の空腹について」体の中で生じている客観的事実を説明していきます。
シンプルな内容になっているので、ぜひ最後までお読みください。
それではよろしくお願いします。
食事制限による空腹は体にとって悪なのか

結論、食事制限による空腹は健康に効果大です。
なぜなら、食事制限による空腹、おなかが鳴っている時、体内で様々な修復作業がされているからです。
空腹は筋肉を壊し「代謝が落ちるのではないか」というデメリットの意見があります。
空腹が引き起こすメリットについて見ていきましょう。
空腹が引き起こすメリット

空腹中は「長寿遺伝子」「血管修復ホルモン」が体内に分泌されます。
アンチエイジング、言い換えれば「若返り効果」のある物質です。
具体的なホルモンと作用
①「サーチュイン」による遺伝子修復作用
②「アディポネクチン」による血管修復作用
③「グレリン」による成長ホルモン分泌
これらが体内で活性化され、体の修復に作用します。
「空腹でやつれて...」
そう感じるかもですが、実は自己修復的メカニズムが体内に存在するのです。
空腹でお腹がなっている時
「意外に気持ちのよい感覚で体が軽くなる様子を感じこと」
こんな感覚を得ることはありませんか?
自覚症状と体内の反応が一致しないことは多くありますが、空腹の時間は体にとって重要な時間なのです。
私自身、空腹のメリットを知る前は、3食食べるのが基本だと思っていました。
朝ご飯を軽く済ますと、お昼前にはぐーぐー鳴り「力が入らないなぁ」とマイナスな感情を強く持っていました。
ですので、朝ごはんを多くとるようにしたのですが、お昼前までおなかが空かなかったものの、動きやすいかといえばそうではなかったんです。
「栄養をしっかり摂ったのになぜ?」
空腹の状態とはどういうことか自分で調べ、態度を改めました。
空腹のことに関して、知識のない人でもわかりやすく丁寧に書かれています。
長寿遺伝子に関することもここから学びました。
空腹では自律神経が交感神経優位になりますから、頭も冴えます。
これらの事実を知って以降、朝食は軽めに戻して、お昼前に空腹を感じても
「今は脂肪を削ぎ落とすかつ動ける状態にし、体を修復している最中なんだな。」
と認識を改めました。
空腹が引き起こすデメリット
「カタボリックになり筋肉が落ちやすい」
「力が入らず集中力が削がれる」
「自分だけこんなに辛い思いをしてもう嫌だ」
自己嫌悪に陥ることがあるでしょう。
減量中、視野が狭くなってくることは誰しもが経験します。
しかし、全然問題ありません。
Taz自身、おなかが鳴るまで食べないを実践して、6年が経過しました。
結論、ダラダラとアンダーカロリーを続けるよりは、空腹に空腹を重ねていく方が短期的な減量にとっては効果大。
1日数百キロカロリー減らしていく工夫はもちろん大事です。
しかし、ダイエットにおいて重要なことは「1kg減った!」「3kg減った!」という確かな事実。
極端にカロリーを切っていく方が「早く」減量効果が得られるため、時間的にストレスからは開放されやすいです。
空腹は不健康そうに見えますが、メリットがたくさんあります。
科学的に証明されているメリットを頭に入れて以降、空腹がきてもすぐに食事を摂ることはやめ、少し時間をおくことが習慣化されました。
「朝食を絶対に摂らないといけない」
「昼食もしっかり食べないといけない」
そういった気づきが、過去の常識とされていた行動を変えていきます。
私が1ヶ月スパン等で短期的に体重を落としたい時は、特によく実践しています。
「時間が来たから無理に食べている」
なんてことはないでしょうか?
惰性で食べ物を口にしないよう、注意していきましょう。
まとめ|お腹が空いてグーグー鳴っている時は、健康に近づいている証拠です。
何事もやりすぎは厳禁ですが、自分の体と向き合い、メンテナンスをすることは大切です。
「自動車のように、壊れた箇所は修理をし、動かなくなれば買い換える。」
人間の体はそれができません。
きちんと体の反応を理解して日々の生活の中で「体を労る」時間を作ることが大切です。
「健康に投資する」
以前とは違う行動をとることで、違う成果が返ってきます。
日常生活に「空腹」を、加えてみてはいかがでしょうか?
それでは!