

そんな悩みを解決します。
☑️ 本記事の内容
◯ 空腹時のコーヒー摂取がカラダに与える影響
◯ コーヒーとメタボの関係
☑️ 当記事の信頼性

@steep35808479)
この記事を書いている私は、学生時代と変わらない体型を維持して7年になるダイエットブロガーです。
短期的に体重を落とすこと、長期的に体重を維持することを目標に生活習慣を見直し、BMIを20-22の範囲でコントロールしています。
実際の経験と客観的なデータを元に、網羅的に、継続性・再現性のある方法を模索しています。
今回の内容は「空腹時のコーヒー摂取」についてです。
世界で最も多く消費されているのがコーヒー。
そんなコーヒー、空腹時の摂取は控えた方が良いのでしょうか?それとも問題ないのでしょうか?
コーヒーの効果や空腹時の摂取時に気をつけたほうが良い点を中心に、ポイントを絞ってまとめましたで、ぜひ最後までお読みください。
それではよろしくお願います。
Contents
空腹時のコーヒー摂取はカラダに悪い?

結論、空腹時のコーヒー摂取は、健康的な男性においてエネルギー摂取量が低下し、減量に効果的とされています。
具体的には、食事摂取前に300mgのカフェインを摂取すると「エネルギー摂取量が21.7%低下した」と示されています。

私自身、起床して最初に水を飲んだ後は、コーヒーを摂取しながら目を覚まし、そのまま朝食を抜いて出勤したり、有酸素運動をすることが多々あります。
空腹感がむしろ脳を活性化させ、午前中は特に冴える感覚を覚えることが多いです。
これを聞いたあなたは「朝食を抜いてコーヒーだけ飲むなんてカラダに悪いでしょ」と思うかもしれません。
これに関しては「年代」の影響があるのかなと思っています。
カフェイン自体は悪いものではないのですが、カフェインの代謝は体重に依存し、体重が少ないうちは量を調整しないと、カラダに悪影響を及ぼすとされています。
20歳に満たない小中学生や高校生、幼少期の子供は特に、カフェインの多量摂取に体の代謝が追いつかないとされています。
20歳以降、成人になって体重がある程度ついた状態であれば、上限400mgは安全性が確立されています。
ある程度の量を体内に含んでもそれほど神経質になる必要はないでしょう。
コーヒーに含まれるカフェインの多量摂取による主な問題は「不整脈の出現」です。
しかし、これも上限値以上の多量摂取をしない限りは問題となりません。
現代社会では、感染症以外の「肥満」や「メタボ」など、生活習慣に関連する疾患が問題になっており、成人ではコーヒーをうまく活用することが望まれます。
空腹の際も少量から摂取し、不快感が生じない範囲を定めつつ、定期的に摂取していくことが重要ではないかと考えています。
空腹のコーヒー摂取による体内への影響


空腹時のコーヒー摂取の影響
◯ 良い点
抗酸化作用・抗炎症作用
セロトニンやトリプトファンなど「幸せホルモン」と呼ばれる物質の分泌に関与
など
◯ 悪い点
不眠
カルシウム吸収阻害
歯への色素沈着
など
コーヒーには「カフェイン」や「ポリフェノール」が含まれ、それらの作用を中心とした作用が期待されます。
また、腸から吸収される各成分のうち、一部が迷走神経を刺激して、脳へ作用をもたらすこともいわれています。
デメリットもいくつかありますが、空腹時だから特別生じるといったことは少ないでしょう。
コーヒーとメタボ|成人はカップ3杯までなら太るリスクを下げる

コーヒーは、以前は悪役として取り上げられていた時期がありました。

これは、膀胱癌の発症とコーヒー摂取に関連が示された報告を受けての声明で、その後2016年までに1000以上もの研究が提出され、その結果、コーヒーは発がん性物質として分類できない、と位置付けが変更されました。
現在は、適量のコーヒーの摂取(1日3-4杯)が血圧を下げ、喫煙をしている人でさえ、心臓発作のリスクの低下と関連しているとされています。
むしろメタボリックシンドローム、2型糖尿病とは発症のしにくさと関連が示されており、コーヒー消費は健康的な食事の一部として推奨されています。

好みのものにはどのような作用が含まれるか、調べてみると良いでしょう。
まとめ|空腹時のコーヒー摂取は減量に効果的

習慣的なカフェイン摂取は、低エネルギーの食事によって得られた体重減少と正の相関を示されていたり、最近ではカフェインと赤唐辛子の摂取がエネルギー消費にプラスの影響を与え、エネルギー摂取を減らす影響を与えると言われています。
生理学的なメカニズムは解明段階ではあるものの、「適量」を意識することで、空腹時も健康に被害がなくコーヒーを楽しむことができそうです。
それでは!
Amaia Iriondo-DeHond et al., Effects of Coffee and Its Components on the Gastrointestinal Tract and the Brain–Gut Axis. 2020
Anna Gavrieli et al., Caffeinated Coffee Does Not Acutely Affect Energy Intake, Appetite, or Inflammation but Prevents Serum Cortisol Concentrations from Falling in Healthy Men. 2011
Anna Gavrieli et al., Effect of different amounts of coffee on dietary intake and appetite of normal-weight and overweight/obese individuals. 2013