

そんな悩みに答えます。
☑️ 本記事の内容
◯ ダイエット中に起きやすい怪我とは
◯ ダイエットで怪我を防ぐために指導するトレーナーについて
◯ ダイエット中の怪我を防ぐ方法
☑️ 当記事の信頼性

@steep35808479)
この記事を書いている私は、高校時代、社会人でそれぞれジムを使用し、カラダを鍛えた経験のあるダイエットブロガーです。
「短期的に体重を落とし、長期的に体重を維持する」ことを目標に、実践を重ね、学生時代と変わらない体重を維持しています。
「短期的に体重を落とす」=「1ヶ月で3kgの減量。週2-3回のジムトレ、週3回の1時間のランニング」
「長期的に体重を維持する」=「学生時代60-63kg → 現在58-62kg」
経験に基づく知識や論文の情報をベースに、網羅的に、継続性・再現性のある方法をまとめています
今回の内容は「ダイエット中の怪我について」です。
ダイエット中の怪我って何?
ダイエットで怪我ってするの?
ポイントを絞ってまとめましたので、是非最後までお読みください。
それではよろしくお願いします。
Contents
ダイエット中に起きやすい怪我とは

ダイエットでは「定期的な身体活動」を実施することは重要です。
筋力エクササイズや有酸素運動を実施することで、筋力をつけ、総消費カロリー増やす効果が期待できます。
しかし、ダイエット中に怪我をしてしまうこともしばしば。
体の部位別に見た、トレーニング中の怪我の発生率は以下になります。
カラダの部位別怪我発生頻度
1位:下肢の負傷 50.4%
2位:上肢の負傷 22.4%
下肢は、シンスプリント、足首捻挫、膝前部痛が上位に挙げられ、上肢は、腱板断裂、テニス肘、ゴルフ肘が挙げられます。
損傷別にみると以下の順に多くなります。
損傷別発生頻度
1位:腰部の筋肉の緊張(筋膜性腰痛)(10.7%)
2位:腱板断裂(8.9%)
3位:シンスプリント(8.1%)
4位:足首の捻挫(7.5%)
5位:頚部の筋肉の緊張(7.4%)
この調査に回答したパーソナルトレーナーが提示した典型的な運動プログラムは以下になります。
怪我が発生した運動種目
◯ ダンベル/バーベルトレーニング(33%)
◯ 有酸素運動(24%)
◯ マシン(12%)
◯ レジスタンスバンド(12%)
◯ ケトルベル(11%)
◯ オリンピック重量上げ(7%)
など
トレーニング中、ストレッチをしなかったと回答したのは2.4%ほど。
トレーニングは闇雲にやらず、適切な教育下で行われることが望まれます。
米国では、1990-1997年の間、ウエイトトレーニング関連で救急科に受診した症例数は97万人ほどでした。
「体重を落とすこと」=「ダイエット」に関連したものが最も一般的な障害メカニズムであったとされています。
負傷者の90%以上が「フリーウエイトトレーニング」で発生しています。
ダイエットのためにウエイトトレーニングを実践する際は、きちんとした知識が必要です。
ダイエット中に起きやすい怪我
ウエイトトレーニング中に、腰部痛>腱板断裂>シンスプリントの順で生じやすい。
ダイエットで怪我を防ぐために指導するトレーナーとは

健康的なライフスタイルを維持することに重点が置かれるようになり、多くのヒトがパーソナルトレーナーに運動に関するアドバイスを求めるようになりました。

運動関連の学士号:64.2%
修士号:41.6%
パーソナルトレーニングの認定資格:89%
認定資格で最も多いのが「アメリカスポーツ医学会(ACSM)」および「全米ストレングスアンドコンディション協会(NSCA)」から付与されるもので、それぞれ取得率が59.2%、28.9%。
日本でも米国で認められた資格を持って活動しているトレーナーは多いです。
このようなパーソナルトレーナーたちが、セッション中に実際に見た怪我をデータとして捉えたものが、先程の怪我になります。
パーソナルトレーナーは、安全で効果的なレジスタンストレーニング、有酸素運動プログラムを設計し、行動を支援します。
現時点ではパーソナルトレーナーになるための標準的な教育パスはなく、学士号取得者と同等に、NSCA、ACSM取得者も優れた知識を有していると示されています。
独学で実践するより、一定の知識やスキルを有したトレーナーの下、トレーニング方法を学ぶ必要があります。
ポイント
ダイエット(トレーニング)は独学で実践するより、一定のスキルを有したヒトから教わるべき。
ダイエット中の怪我を防ぐ方法


怪我のしやすさに繋がる要因
◯ トレーニング初期
◯ 体調が悪い時
◯ 急に負荷を上げた時
◯ 年齢(高齢)
トレーニング初期のカラダが運動に慣れていない状態での、ハードな運動プログラムは、怪我の発症に大きな影響を及ぼします。
体調管理も重要で、集中力の欠如や正しいフォームからの著しい欠如は、怪我の発症に関連していきます。
一部では「リフト中の回旋腱板の不適切な位置が肩の損傷に繋がる」とされ、適切なリフト技術と習慣化が負傷のリスクを減らす可能性があることが示唆されています。
また、心理面を考慮することも非常に大切です。
男性と女性で、運動に関するモチベーションは異なります。
男性は「高いパフォーマンス関連の目標を持つこと」
女性は「高いレベルの運動習熟目標を持つこと」
個人にとってあまり意味のない課題を実施することは、トレーニング中の集中力の欠如、継続的な取り組み姿勢の低下に繋がるため、「意義ある課題設定」が不可欠です。
精神論に傾倒せず、自分の価値観にフィットしたトレーニングプランを確立していきましょう。
ポイント
トレーニング初期、カラダが運動に慣れていない状態、ハードな運動プログラムが揃った際は、要注意。
まとめ|正しい知識でダイエット中の怪我の発生を適切に管理しよう

「ダイエットと怪我」について、解説しました。
怪我の発症で1番多いのが腰痛です。
不十分な知識の状態を放置せず、正しい実践方法を取得する機会を得ましょう。
パーソナルトレーニングセッションは、1対1、カップル、グループ、オンラインなど、様々です。
本格的に指導を受けたことがないヒトは、1度体験してみることをオススメします。
パーソナルトレーナーのメリットに関しては、以下の記事にまとめています。
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パーソナルトレーナー活用のメリットとは|2度のジムトレ経験者が解説
続きを見る
それでは!
Reference:
Gregory R. Waryasz, et al., Personal Trainer Demographics, Current Practice Trends and Common Trainee Injuries. 2016