

そんな悩みを解決します。
☑️ 本記事の内容
◯ 牛肉のPFCバランス
◯ 牛肉に含まれる栄養素
◯ ダイエット中の推奨摂取量
☑️ 本記事の信頼性

@steep35808479
この記事を書いている私は、学生時代と変わらない体重を維持して7年になるダイエットブロガーです。
「短期的に体重を落とし、長期的に体重を維持する」ことを重視しています。
「短期的に体重を落とす」=「1ヶ月で3kgの減量。週2-3回のジムトレ、週3回の1時間のランニング」
「長期的に体重を維持する」=「学生時代60-63kg → 現在58-62kg」
経験に基づく知識や論文の情報をベースに、網羅的に、継続性・再現性のある方法をまとめています。
今回の内容は「ダイエットと牛肉」についてです。
ダイエット中に牛肉ってダメでしょ?
そう感じがちですが、ダイエット中こそ、お肉とうまく付き合い、必要な栄養素を摂ることが大切です。
ポイントを絞ってまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
それではよろしくお願いします。
Contents
ダイエットと牛肉の関係性|牛肉のPFCバランス

牛肉といっても種類がピンキリです。
比較的脂身の少ない、安価で日常使いができる「牛かたロース」と、「牛カルビ」で見比べてみます。
牛かたロースのPFC
エネルギー:約318kcal
Protein:16.2g
Fat:26.4g
Carbo:0.2g
(可食部100g当たり)
牛カルビのPFCバランス
エネルギー:約454kcal
Protein:12.5g
Fat:42.6g
Carbo:0.2g
(可食部100g当たり)
いづれも100gの値ですが、かたロースとバラでは100kcal以上も差があります。
肉の油は飽和脂肪酸のため、カラダにとって良くない種類です。
過剰摂取には注意しましょう。
因みに、国産肉と輸入肉ではどうなの?という疑問に対しては、輸入肉の方が若干カロリーが少ないです。
国産と輸入肉の違い
国産かたロース/ 輸入産かたロース:318kcal/240kcal
国産バラ/輸入産バラ:454kcal/371kcal
国産は「和牛」と呼ばれる霜降り状に脂が沈着する品質の優れたものと、普段国産と目にする「乳用肥育牛肉」に分かれ、今回示した値は乳用肥育牛肉になります。
通常、店頭で「国産」として並べられているものです。

松坂牛とか近江牛とか地名が入っていますが、この銘柄は肥育方法の違いだけで、その地で生まれた、とか特別な品種である、ということではないようです。
牛肉のPFCバランスを見ると、タンパク質が豊富で、部位によっては脂質もある程度抑えることができます。
牛肉のPFCバランス
かたロース:総エネルギー約318kcal、P:16.2g、F:26.4g、C:0.2g
カルビ(バラ):総エネルギー約454kcal、P:12.5g、F:42.6g、C:0.2g
ダイエットと牛肉の関係性|牛肉に含まれる栄養素

牛肉はビタミンB群や鉄分が多いのが特徴的です。
鉄分はめまいや立ちくらみなどの貧血症状を防ぎ、ビタミンB群は糖質・タンパク質・脂質を分解する補酵素の役割を果たし、代謝を促進します。
また、牛肉には「L-カルニチン」と呼ばれる独自の成分が含まれています。
Lカルニチン
体内の脂質代謝を促す
日本人1日当たり推奨量:約75mg
牛肉可食部100gに、76mgほどLカルニチンが含まれています。
「お肉を食べながら、含まれている脂肪を燃やしてくれる」
もちろん、カロリー過多では太りますが、適量であれば全然問題ありません。
お肉=太るは、盲信的と言えるでしょう。
ポイント
牛肉にはビタミンB群や鉄分が豊富のほか、脂質の代謝を促すLカルニチンが豊富。
ダイエット中の牛肉の推奨摂取量と付き合い方

「ダイエット中は、牛肉はどのようにして食べるのが良いですか?」
結論、100gを基準とし、2-3日のうち1食を目安に摂取することをオススメします。
L-カルニチンは赤身に多く含まれているため、可能なら赤身肉を選ぶのが最適です。
赤身肉を選べば脂肪分が抑えられ、総カロリーは更に少なくなります。
茶碗1杯のご飯と牛肉、そして野菜を食べれば栄養は十分ですし、1食のカロリーも500-600kcal程度に抑えることができます。
成人男性の1日の平均消費カロリーは2000kcalであることを想定すると、1食500kcalで3食計1500kcalで過ごせれば、1日のカロリー収支はマイナス500kcalです。
30日続ければ、マイナス15000kcalとなり、「2kgの減量」が可能になります。

食品個々の栄養素をみながら、それぞれの長所・短所を踏まえて適量摂取が快適な食習慣に近づける近道です。
ポイント
牛肉は赤身の多い部分を2-3日に1回、100gを目安に摂取する。
まとめ|ダイエット中でも牛肉を食べて問題なし

ダイエットを意識すると、どうしても体内に必要な栄養素が不足しがちです。
パワーも出ず、やつれてカラダで動きにもキレが出ないもの。
長期的に減らした体重を維持したいのであれば、「食習慣」に着目し、「美味しいのに栄養素が豊富で、健康的な食べ物が何か」、考える必要があります。
好き嫌いもあるため、それぞれの食べ物の栄養素を見ながら、「簡単に」取り入れることができるものを模索していきましょう。
以下の本が参考になります。1家に1冊あると便利です。
それでは!