

コーヒーを飲まない方がいい人、というよりは、控える、もしくは量を調整すべき人は「子供」と「妊婦」です。
☑️ プロフィール

国内・海外の論文を下に減量について考える個人ブログを運営。
腹を出さずに9年になるダイエットブロガーです。
これまで多くの減量方法を実践、試行錯誤し、20代にあった腹を出す心配がなくなりました。
コーヒーは特定の苦味を持つ、世界中で人気のある飲料の1つ。
今回は「コーヒーを飲まない方がいい人」という視点から、コーヒーを飲む際の注意点と適量について解説します。
論文を読み漁って、「飲むことが禁忌の人」が挙げられているというよりは、「注意が必要な人」がいるなと印象を受けました。
従って、冒頭でもお伝えした通り「飲まない方が良い人」というより「飲む際に注意すべき人」という視点で話を進めていきます。
適量を知り、ぜひ日常生活に役立ててもらえたら嬉しいです。
それではよろしくお願いします。
Contents
コーヒーを飲まない方が良い人|コーヒーの概要
コーヒーの生産量は、現在60kgのバッグ約1億5162万個に相当し、1日22億5000杯、世界中で飲まれているとされます。
コーヒーの歴史は少なくとも10世紀までにさかのぼり、ほんの数百年前まではヨーロッパ諸国で飲むことが主流でしたが、現在は多くの国で消費されています。

日本への普及は諸説あるようで、歴史通ではないので細かい話は割愛しますが、今では多くの日本人が愛飲していますよね。
コーヒーの体内への効果は覚醒効果や脂肪燃焼効果など、実に様々なこと分かっており、ここ数年で研究の数もかなり多くなりました。
コーヒーに含まれる成分で注目しているのが「カフェイン」と「ポリフェノール」です。
コーヒーの主要な成分
カフェイン
ポリフェノール
聞き馴染みのある成分ですよね。

ココアは夜に飲むと安心してよく眠れるなんて聞きます。
今回のテーマである「コーヒーを飲まない方が良い人」で考えた場合、「カフェイン」に注目し、カラダへの作用・消化過程などを考える必要があります。
あまり長くなると主題が逸れるので、コーヒーの概要はここまで。
次に、コーヒーを飲まない方がいい人について解説します。
コーヒーを飲まない方が良い人とは
コーヒーを飲まない方が良い人、というよりは、コーヒーを控えるか、量を調整すべき人はこちら↓
ポイント
子供
妊婦
コーヒーはそれ自体が悪というよりは、代謝過程を考慮した場合、「控えた方がよい、もしくは飲まない方が良い人がいる」という認識が必要です。
具体的には「体重」と「摂取後の半減期」に注目する必要があります。

成人は十分な体重があるため、摂取したコーヒーに含まれるカフェインは数時間以内に代謝されますが、子供や妊婦は成人に比べて代謝が遅いことがわかっています。
カフェインはコーヒー以外にも、チョコレートや覚醒飲料(レッドブルとかモンスターなど)にも含まれるため、子供の場合、無理にコーヒーを飲む必要はないでしょう。
ちなみにですが、子供のカフェインとの接点はチョコや炭酸飲料などのおやつなどで始まります。
近年はエナジードリンクが広く普及し、昔に比較し多くのカフェインを摂る子供が増えているようです。
しかし、カフェイン過剰摂取は「否定的な言動」を起こすリスクを有するとされるため、要注意。

次に、具体的なコーヒーに含まれるカフェイン量について触れ、飲む際の注意点について解説します。
コーヒーを飲む際の注意点
コーヒーを飲む際の注意点は、カフェイン量の観点から述べると、以下の通り↓
成人のカフェイン摂取目安
上限400mg/day
1回摂取は200mgを目安にする
具体的なコーヒーに含まれるカフェイン量は以下の通り↓
カフェイン含有量(およそ)
醸造・ドリップ:85mg
インスタント:75mg
カフェイン抜き:3mg
エスプレッソ(30ml):40mg
(コーヒー240ml当たりの目安)
実際は以下のような幅を持っています。
→ドリップ:65-120mg
→インスタント:60-85mg
どうでしょう。普段飲んでいる量は適切でしたか?それとも多すぎでしたか?
上記の値を参照に、1日のカフェイン摂取量を調整することがベターです。
カフェイン換算で、約200-300mg程度です。

カフェインは、口から摂取した後45分以内には胃と小腸で完全に吸収されます。
血中濃度は摂取後から上がり、15-20分で最大値に到達。その後、個人差はありますが3-4時間で半減期がきます。
(この辺りは半減期6時間といっていたり、論文によってまちまちです)
半減期とは
濃度などが代謝など反応した後、半減するまでに要する時間
経口避妊薬を服用している女性は5-10時間
妊娠中の女性は9-11時間
乳幼児は数日
十分な体重を有した大人でさえ、上限値を守った上で飲まないとカラダに危害が加わる可能性があります。
実際報告されているのが「不整脈」で、脈が高くなることが言われているため、カフェイン上限値は守るようにしましょう。
子供や妊婦に関しては、半減期などの代謝関連が異なるため、容量を調整したり、担当医師へ相談し、飲んでも良い量を教えてもらうようにしてくださいね。
まとめ|カフェインに着目してより良いコーヒーライフを!
コーヒーは覚醒と幸福感を高め、集中力を上げ、気分を高めてくれる、人にとって有益な作用を多く含んでいます・
今回は注意点を主体にまとめましたが、上手に付き合い、生活を豊かにしていきましょう。
コーヒーは脂肪燃焼効果が高く、ダイエットにも有用です。
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それでは。
Reference:
Karen Nieber. The impact of coffee on Health. 2017