
そう思ったことはありませんか?

男性における理想的なBMIの値、それはヒトによって異なり、それぞれ適正な値が存在します。
☑️ プロフィール

国内・海外の論文を下に減量について考える個人ブログを運営。
腹を出さずに9年になるダイエットブロガーです。
これまで多くの減量方法を実践、試行錯誤し、20代にあった腹を出す心配がなくなりました。
私は過去、BMIが20を切ったり、23を超えたり、様々な体型を経験しましたが、「21前後」が1番心地よい値でした。
「ヒトにはそれぞれ日々を快適に過ごせる心地よい値が存在する。」
そう思っています。
事実、太っているヒトより痩せているヒトの方がモテるのは事実かもしれません。
BMIはあらゆる健康の指標として土台となりうるパラメーターで、かつ外見を考慮する上でも参考となる指標です。
BMIの捉え方・考え方から、なぜ、BMI20.75はモテるのか、理想とするBMIに近づける方法についてポイントを絞ってまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
それではよろしくお願いします。
Contents
- 1 BMI20.75はなぜモテるのか|男性の理想値と適正値の違い
- 2 理想とする男性のBMIと、体脂肪率との関係
- 3 男性の理想的なBMI|20.75でもモテるわけではない
- 4 男性の理想とされるBMI20.75に近づく5ステップ
- 5 男性の理想であるBMI20.75になりモテる具体的な提案
- 6 まとめ|男性の理想とされるBMI20.75はあくまで1つの指標
BMI20.75はなぜモテるのか|男性の理想値と適正値の違い

健康上の適正なBMIと、見た目でモテるための理想的なBMIは異なります。
過去「1番モテるBMIは20.75だ」とテレビ番組で流れていました。
実はBMI20.75という数値、ある学者が提唱した数値であって、実際に科学的に算出されたデータではないと考えています。
BMIが20.75に近づくほどモテと関連したり、BMI20.75が最も健康的であるとする具体的な研究結果は示されていないのです。
経験的に、モデルをみると男性だと20.75くらいかもしれません。女性だともっと少ない値でしょう。
一般的に言われている健康上の適正BMIは「18.5−25」です。
BMI18.5-25とすると54-72kgと、結構幅を持っています。

見た目とかモテに関する研究だと「Appearance=見た目」に関する研究が散見され、ボディイメージや外見への投資に関するレビューが出てきます。
見た目に関する研究で示す内容
◯ 外見への投資、すなわちサプリメントの摂取や極端な拒食は、健康から遠のく
◯ 減量のための食事制限・運動は、自己の否定的な評価を緩和する役割がある
◯ メディアの消費量(メディア情報をよく見る人)が増加すると、外見への投資が増加し、次いで身体への不満と接触障害を惹起する
外見上のBMIの理想値に関しては議論の余地があり、検討段階とされています。
ボディイメージですから、外から見られてどうか、という側面に加え、自分自身がどう思うか、といった主観的な側面も関与するためです。
外見上の理想値は、個人差がある領域と捉えるのが良さそうです。
理想とする男性のBMIと、体脂肪率との関係

BMIは、肥満度を図るために身長と体重を利用して簡便に測定する指標の1つです。
しかし、体組成の詳細をBMIのみでみることはできません。
仮に同じBMI20.75のヒトでも、体脂肪率が10%のヒト、20%のヒト、30%のヒトを見比べれば、プロポーションの違いは一目瞭然でしょう。

また、普段から筋トレして鍛えているヒトは、BMIが高いはず。
BMIが高くても、体脂肪の少ないヒトは、健康に対する被害は脂肪を蓄積しているヒトと比較したら少ないとされています。

心地よいBMIの水準はどの程度なのか
体脂肪はどの程度が理想的なのか
日々の生活の中から自分自身の理想値を見つけ、達成後を見据えてその値が維持できる生活習慣を身につける必要があります。
男性の理想的なBMI|20.75でもモテるわけではない

男性としての魅力は、単に痩せていけば得られるわけではありません。
「スマートで軽快な印象」
「仕事ができるイメージ」
「清潔感があって身なりが整っている」
女性も同様ですよね。外見だけで語るのはナンセンス。

ただ、腹がボテっとしているよりは、全身が引き締まっているヒトの方が安心感を感じるのは事実。
「このヒト、不摂生なのかな。」
カラダを引き締めるためには、脂肪はある程度削ぎ落とし、筋肉をつける必要があります。
シンプルに、脂肪を削ぎ落としたければ「食事」を見直すこと、筋肉をつけたいなら「筋トレ」をするが近道です。
様々な要因があるにせよ、筋肉量はパワーや体力と相関関係があるため、難しく考えることが苦手なヒトは、まずはジムなどでトレーニングをしてみることをオススメします。
いづれにせよ、BMIを適切に管理し、自分なりに調整できるようになることが重要です。
男性にとっての理想的なBMI早見表(身長別)
体重 | BMI | 体脂肪率 | 脂肪量 | |
180cm | 67.2kg | 20.75 | 10% | 6.7kg |
175cm | 63.5kg | 20.75 | 10% | 6.3kg |
170cm | 60kg | 20.75 | 10% | 6kg |
165cm | 56.5kg | 20.75 | 10% | 5.6kg |
160cm | 53.1kg | 20.75 | 10% | 5.3kg |
身長毎にBMIが20.75になる際の体重と、体脂肪率10%にした時の脂肪量を記載しました。
身長160-180cmの範囲で算出しましたが、体脂肪10%として、脂肪量は5-7kg所持することになります。
脂肪1kg辺り9000kcalのエネルギーを持っていますから、その5-7倍の備蓄エネルギーがあると考えると、10%でも十分と捉えても良いのかも。
18.5-25を目安に、体脂肪率が男性<20%、女性<30%で心地良いところを探すのが最良だと考えています。

男性の理想とされるBMI20.75に近づく5ステップ

男性の理想的なBMIに近づける|ステップ① 正しい栄養の知識
太っているヒトがカラダを引き締めるためには、何よりもまず「ダイエット」が必要です。
手取り早く王道なのが「食事」、そのためには「正しい栄養の知識」が必要になります。

重要なことは、カロリー管理を徹底して体重の増減をコントロールすることです。
カロリーを所持している栄養素は「糖質」「タンパク質」「脂質」。
これらは「3大栄養素」や「マクロ栄養素」と呼ばれ、どの食品にどの栄養素が含まれているか、把握する必要があります。
-
-
ダイエットのための栄養学を知る|おすすめの本について解説
続きを見る
私がダイエットに真剣に取り組んだ際、初めて手に取り、今でも手元にある1冊を紹介しています。
男性の理想的なBMIに近づける|ステップ② 正しい栄養の知識に基づく食事管理
正しい栄養の知識を身につけた後は、実践です。
1日3食摂っていくのか、1食や2食に減らすのか。それとも4食、5食とするのか。
正しい知識に基づき摂取カロリーを調整できれば、必ず絞れてきますし、体重を増やすこともできます。
-
-
2021年スタート!ダイエット中の1日のカロリーのポイント5点
続きを見る
マクロ栄養素を配分を加味したカロリー管理をベースに、継続可能な食習慣をまとめています。
男性の理想的なBMIに近づける|ステップ③ 運動習慣を身につけ消費カロリーを上げる
人はただ生きているだけでもカロリーを消費しています。
「基礎代謝」と呼ばれるものです。

プラスαで、日頃の活動量に応じて消費カロリーが上乗せされます(身体活動代謝といいます)。
仕事中でも消費していますし、簡単なウォーキングでも消費カロリーが上がります。
日常的にベッドや椅子から離れて過ごす時間を作ることで、身体活動代謝を増え、BMIが下がっていきます。
メモ
基礎代謝1500kcalのうち、糖質が燃える内訳↓
グルコース(=糖質)の消費は脳が〜250g/日、その他の部位で〜125g/日。
-
-
運動強度(メッツ)の概念を徹底理解|カロリー計算を詳細に捉えよう
続きを見る
ランニングや水泳は運動強度が高く、酸素を利用して多くの糖質と脂肪を燃やしてくれます。
好みに応じてやりたい運動を選択してみてはいかがでしょうか。
男性の理想的なBMIに近づける|ステップ④ 筋トレをして筋肉量上乗せ
理想的なBMIにするために、筋トレは非常に重要です。
筋トレをし、筋肉をつけることで太りにくい体になり、カラダのラインが綺麗になります。
ヒトのカラダは、食べた糖質はまず血液の中にグルコースとして流れ、余剰分は「肝臓」と「筋肉」へ貯蔵します。
それでも余った分は、脂肪として変換し、カラダ全体に備蓄するのです。
筋トレをすることで糖質や脂質をエネルギーとして分解し、消費するのはもちろんのこと、その後の食事では、糖質の脂肪変換までの過程を遅らせることができます。
ヒトの血液量と血糖値
体重60kgのヒトは約5Lの血液が流れており、計算すると血中グルコース(ブドウ糖)は5g弱存在しています。
食べた糖質は小腸から吸収され、血液中を流れ、グリコーゲンという形にして肝臓と筋肉へ400g程度貯蔵し、それ以降は脂肪として蓄積します。
400gですから、約1600kcalの糖質分を肝臓と筋肉へ貯蔵するということになります。
筋肉がつけば、余剰糖質分の脂肪への変換を遅らせることができます。

-
-
医学修士生が解説|筋トレが夜しかできないあなたが気をつけること
続きを見る
夜は休む時間と捉えがちですが、夜でも十分筋肉はつくことが証明されています。
自宅・ジム両方の基本的な筋トレメニューもまとめているのでぜひ参考にしてください。
男性の理想的なBMIに近づける|ステップ⑤ 体力を上げ男らしい強靭さをつける
外見面のみでなく、メンタル面でも、男として力がある、体力があるというのは、メリットの1つではないでしょうか。
見た目のたくましさのみならず、仕事ができたり、仲間から信頼がある姿があると、魅力的な姿に近づくでしょう。
スラッと細いにも関わらず日常でパワーを発揮して女の子の力になれる時も、ギャップに繋がってモテる要素に繋がりそうですよね。
男性の理想であるBMI20.75になりモテる具体的な提案

BMIを下げること、とりわけ20.75を目指そうとするのは、容易ではありません。
「ダイエットを成功したいそこのあなた!このサプリメントがオススメです!多くの方が愛用し、実績◎。」
と、悩みを吹き飛ばすような提案は一切しません。
なぜなら、そんなものはないからです。
これを読んだあなたには、ダイエットの王道を進んでもらいたい。
繰り返しになりますが、ダイエットで見直す点は「①食事→②運動」です。
ただ、辛いことも事実。
そんな辛い時期を乗り越えるため、そばでサポートしてくれるトレーナーの存在は、1つ風穴を広げるきっかけになるかもしれません。
「ヒトの行動変容には理屈がある」
-
-
パーソナルトレーナー活用のメリットとは|2度のジムトレ経験者が解説
続きを見る
-
-
返金保証あり|ダイエッターの僕がおすすめするパーソナルトレーニングジム3社
続きを見る
-
-
パーソナルトレーニングはいつまで続ける?|やめたい、やめるタイミングとは
続きを見る
パーソナルトレーナーは高価なため、この記事を書く前、あまり勧める気はありませんでしたが、過去の自分を振り返り、改めました。
「クライミングジムでのトレーニングではあったにせよ、仲間がいる環境があって、アドバイスも受け、更に仕事柄専門的な勉強もする機会があって今があるのに、それを抜きにして自宅で簡単に痩せますよーなんて、虫が良すぎる。」
全ての記事を見てください。
時間のないヒトは、パーソナルトレーナー活用のメリット→オススメ3社の順で読んでください。
パーソナルトレーナーが、鏡の前のあなたを変えます。
あなたにとって意義ある課題は何か
自己のコントロール下で行えるダイエット方法は何か
徹底的に深堀し、長期的な効果につながることを約束します。
カラダの仕組みや運動のノウハウなどについて真剣に考えたことがない人は、一度、専門家に相談することをお勧めします。
リモートで自宅から簡単にカウンセリング予約できるため、まず一歩踏み出してみてくださいね。
まとめ|男性の理想とされるBMI20.75はあくまで1つの指標

カラダの仕組みや運動のノウハウなど、難しいことは置いといて、まず「食事」「有酸素運動」「筋トレ」から見直し、行動を起こしましょう。
摂取カロリーを1500kcal程度にする
運動をして消費カロリーを2000-2500kcalにする
単純で行動に移しやすく、男の性格に合ってると思います。
私はこのやり方で、1ヶ月に3キロ、2ヶ月で7キロ近く減量し、BMI20.75にしました。
痩せすぎると体力が落ちますが、以下のスポーツ実績もつきました↓
社会人になって達成したこと
フルマラソン完走
トレラン54キロ走破
クライミング1級・初段レベル完登
体重を管理する方法、理想的なBMIを捉え、適切に制御できる能力が身につくと、日々を快適に過ごすことができます。
「健康に投資する」
身体は資本ですから、最優先して身体作りを実践していきましょう!
それでは!