
カロリー以外に考慮しなければならないこととはなんでしょう。

1日1500キロカロリーで痩せない理由は、消費カロリーが1500キロカロリーを下回ってしまっている、もしくは停滞期に入ってしまっているなどが考えられます。
☑️ プロフィール

国内・海外の論文を下に減量について考える個人ブログを運営。
腹を出さずに9年になるダイエットブロガーです。
これまで多くの減量方法を実践、試行錯誤し、20代にあった腹を出す心配がなくなりました。
私は過去、リバウンドを何度も経験しましたが、長期的視点に立つなら「カロリー管理」をダイエットの柱にする考え方が最適だと考えています。
実体験で、1日1500キロカロリーにセーブし、1ヶ月に3kgの減量に成功することができました。
ただ、1ヶ月など、ある程度の継続した期間が必要になり、例えば1ヶ月と決めたならやり切る、他は切り捨てるくらいの覚悟がないと難しいです。
そうなると、カロリー管理の他、栄養バランス、睡眠、ストレスなど、生活習慣全般を見直す必要があります。
そこで今回は、「1日1500キロカロリー意識するだけでは痩せない」理由と、改善策について、カロリーの話以外についても触れながら詳しく解説します。
Contents
1日1500キロカロリーにしてるのに痩せないワケ

始めに結論から話をすると、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまっているか、もしくは停滞期が来てしまったなどが考えられます。
日本の成人男女の一般的な消費カロリーはこちら↓
男性の消費カロリー
総消費カロリー:2500-2600kcal(基礎代謝1500-1600kcal)
女性の消費カロリー
総消費カロリー:2000kcal前後(基礎代謝1200-1300kcal)
消費カロリーは性別、年代、体格により異なります。
今回は男女別に、20-30代平均身長・体重値を参照し、記載しました。
どうでしょう。女性の方が消費カロリーは少ないですが、男女とも2000kcal程度は1日で消費していることがわかります。
1日の摂取カロリーを1500kcalに設定していれば、カロリー収支は男性マイナス1000kcal、女性マイナス500kcalとなります。
30日後、それぞれのマイナス値は30000kcal、15000kcalになるわけです。
男性なら約4kg、女性なら約2kg痩せられる計算です。

理論上は以上の通り。
1日の摂取カロリーを1500kcalにしているのに痩せない理由、それは
→「実は1500kcal以上取ってしまっている」
→「停滞期に入っている」
→「消費カロリーが実はもっと少ない」
ことが原因かもしれません。
次に、それぞれの理由を深堀していきます。
1日1500キロカロリーにして痩せないワケを深堀

その①|「実は1500kcal以上取ってしまっている」
これは最もある典型的な間違いです。
私がよくやりがちなこと。
朝空腹のまま過ごして、お昼に400kcalほど摂取して、夕食に1000kcal以上摂取。
合計だと1500kcal未満で、問題なさそうですよね。

「パスタソースが実は150kcalくらいあった」
「つい一口と、チョコを食べてしまった」
そうすると、頭で計算した上記のカロリーではなくなってくるのです。
更に
「仕事の途中でお菓子を食べる」
意外に100kcalあったり、小袋のお菓子なんかだと300kcal程度摂取してしまう羽目に。
コーラ500mlで200kcal程度。
ジュースを飲む習慣はほぼ無くなりましたが、よく飲む人は要注意。

あっという間に2000kcal、2500kcalになってしまうため、繰り返しになりますが、カラダの中に入れたものは全て計算し、「実は1500kcal以上摂ってしまっていないか」厳しくチェックする必要があります。
その②|「停滞期に入っている」
科学論文を漁っても明確な解がない「停滞期」。
どんなタイミングで停滞期になるのか、どんな状態が停滞期なのか、よくわからないんですよね。
体重計を日々乗っていって、なんとなく変化がないから「今停滞期かな」くらいにしかわからない。
よく聞くのが「基礎代謝を下回る摂取カロリーだと停滞期になりやすい」というものです。
ただ、これも経験論ですから、実際にそうして停滞期に入ったとする科学データは存在しないでしょう。

他だと、「カラダには恒常性の維持=ホメオスタシスがあり、痩せようとすると元に戻そうとする機構が働くようになっている」というもの。
薬とかでなく、そもそもカラダの内部には「今この最適な状態を維持する」能力が備わっています。
ダイエットでこれが働くと「停滞期」という、カロリー制限しているのに痩せない現象が訪れます。
「あなたは63kgがそもそもなんだから、60kgなんかにはさせないよ」
そうしてカロリーセーブしているのにカラダ全体で代謝を下げ、痩せにくくしているという考え方です。

いずれにしてもこの時期は、あまり体重計を見ても仕方ないので、気長に待つスタンスが必要です。
2-3週間では変化が出ないかもしれませんが、1ヶ月、2ヶ月単位で見れば確実に成果が出てきます。
デリケートな自分をなだめる視点が必要です。
その③|「消費カロリーが実はもっと少ない」
以下のような体型の人を考えてみましょう。
20代男性、160cm、58kg
基礎代謝:1491.3kcal
30代男性、160cm、60kg
基礎代謝:1461.3kcal
20代女性、157cm、51kg
基礎代謝:1297.3kcal
繰り返しになりますが、消費カロリーは年齢、身長・体重などの体格の指数によって変化します。

ハリス・ベネディクト方程式
男性:13.397×体重kg+4.799×身長cmー5.677×年齢+88.362
女性:9.247×体重kg+3.098×身長cmー4.33×年齢+447.593
この式に各値を代入し、「基礎代謝」の算出が可能になるわけです。
安静時の臓器・組織の代謝割合も明らかにされており、通常は体格が大きいほど基礎代謝量が増えることがわかっています。
先の例で挙げた体格の場合、男性であれ女性であれ、基礎代謝が1500kcalを下回っているため、一切動かないで家にいるような生活だと、たとえ摂取カロリーを1500キロカロリーに絞っていても痩せるのは難しいでしょう。
せいぜい維持か、緩やかな増大です。
身体活動を高め、消費カロリーを上げることで対処が可能ですが、それも嫌だったり無理だったりするようなら、1500kcal未満の食習慣に変える必要があります。
1日1500キロカロリーにしていても痩せない状態を打開する方法

オススメは2点です。
ポイント
① 本質を見失わない
② 楽観と悲観を持ち合わせる
余計な「1」を加えず、削ぎ落とすだけ削ぎ落として、必要な「1」だけ足してほしい。
淡々とこなす意識を持ちましょう。

どの道ダイエットをすれば試行錯誤の繰り返しで、無駄なこともやってしまうのですが、意識としては「最短距離を進む」ことが必要です。
順番に解説します。
1日1500キロカロリーで痩せる!|本質を見失っていないか
「1日1500kcalに抑えて、1ヶ月後ダイエットを成功させよう!」
そう意気込んだのに途中で挫折、なんてことはダイエットでは日常茶飯事です。
1つ目の確認点は「本質を見失っていないか」。
ヒトは想定外の嫌なことがあると、物事を続けたくなくなるようにできています。
「もうどうにも頭がぼーっとする。カロリー制限して1日を過ごすなんて無理だ。こんなの耐えられない。」
「ここ最近は全く体重計に変化がない。怠くて辛くて頑張っているのに、もう嫌だ」
そうして徐々にフェードアウト。
今現在も、時々やってしまうことあり。

その際に立ち返るポイント、それは「ダイエットの本質に立ち返る」こと。
韓国には「反対側の足をかく」ということわざがあるそうです。
かゆい足を放っておいて反対側の足をかく、という意味で、問題の本質を把握できず、意味のないことに力を注ぐ人を例える時に使う言葉だそうです。
問題の本質は「そもそもダイエットの成果が出るのは1ヶ月先」なのに
「3日やっても全然効果を感じないから」
「2週間たってもちっとも変わらないから」
みたいなのは、反対側の足をかく典型例でしょう。
目先の変化ばかりに目を向けている以上、何をやっても成果が出ないのは当たり前です。
また、問題の本質を見極められない人は「それ聞いてどうするの?」というトンチンカンな質問をします。
優しくて察しの良い相手なら内容を汲み取って良い回答をもらえるかもしれませんが、そうでなければ聞きたかった回答は得られません。
意味のない質問をして意味のない回答が返ってきてしまうと問題の本質からズレていき、解決できず、成果が出ない=継続できない、というオチになるわけです。
ゴールまでのプロセスをより良いものにするためには、何が問題かきちんと見極める目、良い質問、この2つが不可欠だということを、忘れないでください。
1日1500キロカロリーで痩せる!|楽観と悲観を持ち合わせる
1日1500kcalで痩せない2つ目の問題が「楽観と悲観の両方を持ち合わせる」です。
「なんかダイエットブログに、減量を科学するって書いてあるぞ」
「カロリー計算をもとにやれば、誰でも月に3kgは痩せるそうだ」
そう意気込むも1週間後
「こんな変化のない食習慣で、元気が出るわけがない。辛い。チョコ食べたい。ジュース一本くらいならいいよね。」
こうやって時々1500kcal以上食べてしまうんですね。
なぜかというと、それは「元々のプロセスに楽観と悲観の両方の情報が組み込まれていないかったから」です。
ダイエットを継続することを例に揚げると
「適度な運動を週に何回かはすることの大変さ」
「1食500kcal、これを3食で、1日1500kcalで過ごすことの大変さ」
「急な仕事の依頼が入り、リズムが崩れた」
想定内の嫌なことだと「まあしょうがないよね」となるけど、想定外の嫌なことだと投げ出しやすくなるわけです。
私自身、食習慣を改善させる難易度は、人生で星4.5〜5と、かなり厳しめに見ています。
「なんだかんだ理由をつけて、お菓子を食べちゃうだろうな」
「少し疲れてるだけで、ジュースやお酒を過剰に飲んじゃうだろうな」
「ダイエットは食事>>運動と散々言っても、それでも食べちゃうだろうな」
こういった悲観的なプロセスも想定「内」にしておくことで、いざそうなった時のダメージを最小限にすることができます。
「ダイエットをして健康的になりたいけど、いざ痩せようとすると、倦怠感が出るのは当たり前」
「仕事は大切。人生の優先度的に、若いし今は仕事>健康だけど、この2ヶ月は誰にも邪魔されずに仕事<健康に切り替えて、通い切ろう」
「ジムへ入会して最初の1週間は通うのが楽しいけど、問題は1ヶ月後。しっかり相談できる相手を探しておこう。」
そう思えるかが重要です。
ここでやってはいけないのが、精神論に走ること。
「私は1日に1500kcalに抑えるんだ!!」
と思いを強くしても、痩せないので、ご注意を。
そして、こういった「悲観的なプロセス」が組み込まれていると
プランB
プランC
を生み出すきっかけになります。
「倦怠感が出てきたから、夜は早めに寝よう」
「無理な仕事は引き受けないように、7割程度の頑張りで退社できるように調整しよう」
「職場→自宅の流れを徹底し、ストレスのかかる付き合いやお出かけは最小限にしよう」
1日のスケジュール全体の中でダイエット自体の優先度を上げることで、1日1500kcalが続かない問題を解消し、大変な1ヶ月も乗り切ることができます。
それでも1日1500キロカロリーにして痩せないを打破する方法

ここまで聞いても尚「やり切るのが難しいな」と感じるヒト向け。
問題の本質を見極めるために必要な質問力。
悲観プロセスの例で挙げた「誰かにダイエットの相談ができるようにしておこう」。
そこでオススメなのが「パーソナルジム」です。
スポーツジムではありません。「パーソナルジム」です。
パーソナルトレーナーのサポートがあれば、あなたのスポーツジムが続かなかった本質的な理由が、お見通しだったりします。
なぜなら、トレーナーにとって、その問題は「織り込み済み」だからです。
私自身、ダイエットやジム通いには何度も辛い経験をし、その度に仲間の支えがあってやり切ることができました。
1日1500kcalで痩せたいと思う理由が
「自分を変えたい」
「目標を達成させたい」
であれば、1人で成功するのは、本当に難しいです。
悩んでいる時は「人とのつながり」を是非求めてみてください。
いろんな角度から悲観的な側面を考慮することが大切で、たった1つの道しかないなんて思わないことが大切です。
なぜなら、1つ信じていた道が塞がってしまっても、伏線を張って別のルートを登っていけば、どの道ゴールには到達するからです。
また「身銭を切ってプレッシャーをかける」というのも、退路を断ち、覚悟を決める上で必要なことです。
「みんなと同じ感じでジムへ行けばいいや」
そんな受動的な気持ちでは、ジム通いは続きません。
「1ヶ月で3kg、2ヶ月で6kg痩せて、半年後、1年後も絶対に維持して見せる」
そういった気概が必要です。
パーソナルジムへ入会し、専属トレーナーについてもらえば「持続モチベーション」を高く維持できるでしょう。
リバウンドについても心配なし。

「パーソナルジムってどこにあるの?」
「オススメのパーソナルジムはないの?」
日本全国にはパーソナルジムが何十社とありますが、そこから厳選してオススメしたのが、以下の3社です。
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ライザップは全国展開、都内や大阪であれば他にもオススメのジムがいくつかありますので、是非参考にして見てください。
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など、各種キャンペーンを実施しているので、お見逃しなく。
まとめ|1日1500キロカロリーでも痩せないなんて思わない

以上「1日1500キロカロリーでも痩せない原因と対処法」に関してでした。
実は1500キロカロリー以上摂ってはいませんか?
カロリー計算は間違っていませんか?
最後までやり抜き、ダイエットが成功した自分を手に入れましょう。
悩んで一歩進めないヒトは、ぜひ他者の援助を受けてみてくださいね!
それでは!
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